(3)28story．転校生 ページ5
先生「今日からここで一緒に学ぶことになった赤羽Aさんよ。
皆、仲良くしてね」
ペコリとお辞儀だけする。
先生「赤羽さんの席は...あ
私の席は髪型が特徴的な緑谷と言う少年の隣。
緑谷「よろしくね。赤羽さん」
私はコクりと首を縦にふる。
「せんせー！どうせだし赤羽さんへの質問タイムしたいでーす！」
一人の男子がそう言う。
先生「あら、いいですね〜どうせですしやりましょうか」
「「「よっしゃ〜！」」」
私はそう言うのあんまり好きじゃないんだけどな...。
だって話しきれないし。
「じゃあまず俺からな！」
先生「はい岩下くんどうぞ」
「待てや先公」
先生「？」
『？』
「俺が一番最初に質問する！」
緑谷「か、かっちゃん...」
先生「爆豪くん。順番は守りましょうね」
爆豪「やなこった！
おい、てめぇ...」
『...なに？』
よし言えた！
爆豪「てめぇ、なんでフードなんか被ってやがる」
『え？ああこれ。
姉さんに被っとけって言われた』
爆豪「なんでだ？」
『知らn「何で知んねぇんだよ！」...』
被せたぞ、こいつ。
『聞いとく』
なんかいろいろ言ってたけど全然覚えてない。
爆豪「俺は
覚えねえとぶっ飛ばすからな！」
なんで覚えないとぶっ飛ばされるの？
理不尽だな、おい。
そう言うとなんかめんどそうなのであえて言わない。
先生「それじゃあ、次、岩下くん」
「はい！赤羽さんって好きな食べ物はなんですか〜？」
「う〜わド定番」
「いいだろ別に！」
『好きな食べ物...林檎と苺』
「フルーツ...」
『甘いものは好き』
「なんだよ！おまえ女子かよ」
「やめろよ！男子にだって甘いもの好きな人いるでしょ！」
...男子だと思われてる。
確かにフード被っててミニズボンはいてたら男子に思われてもおかしくない。
てか私の名前聞いてたのかな？
完璧男の名前じゃないけど。
先生「？ 赤羽さんはおんn『先生』？」
私は口元に人差し指をあて、ｼｰと先生に。
これはこれで面白いか。
どうせだし、どこまで男でやりとおせるか試してみよう。
「はーい！次は私！」
「え〜次は私がいい！」
「いやいや俺だろ！」
「順番できに僕です」
先生「はいはい。皆落ち着いて。
それじゃあ次は＿＿＿」
そうして一時間目まるごと、私への質問タイムに変わるのだった。
次回【緑谷】
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作者名：水舞凛沙 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mariarosem1/
作成日時：2017年8月17日 16時
