ヒーローな友達にアサシンの弟【轟焦凍・赤羽カルマ】part2 (ページ12)

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(10)35story．ご飯ページ12

『今日は２度目のただいま～』

業「何その挨拶。頭壊れた？」

『大丈夫。少なからず、お前ほど頭おかしくはないよ。

メルヘン脳のバカルマ』

家につくと最初に手を洗う。

業「相変わらずネーミングセンス皆無だね～」

『少し黙ってろ。溺死させっぞ』

孤狐「はいはい。楽しい会話はその辺にして、Aはて、洗ってきなさい」

『もう、洗ってる』

ちゃんと見てないのか？バカ姉は。

孤狐「あらま。じゃあ、ご飯にしましょっか」

『うん。』

ご飯はいつも、私が作っている(小3です)

姉さんは、クッキーは格別に美味しくて世界一だと思えるくらいだが

クッキー以外だとどうしたらこうなんだよって感じの恐ろしいダークマターができる。

食べたら即死の勢いだ。

クッキーは上手なのに...。

あ、私は普通に作れるよ。

『さて、ご飯作るか！』

孤狐「よろしくお願いします！」

『その間、テレビでも見ててよ』

孤狐「いつも悪いね」

『はいはい』

今日は何にしようかな～。

そんなことを考えながら姉さんに買ってくるように頼んでおいた

挽き肉やらなんやら取り出しす。

で、野菜とかは綺麗な私の水で洗う。

こういうときに個性がありがたい。

清水で洗ったら細かく切る。

適当に炒め物。

姉さんが意外と好きな、ね。

『できたよ～』

孤狐「待ってました～！」

業「それじゃ」

『「「いっただっきま～す！」」』

業「う～ん。少しだけ料理の腕上がったんじゃない？」

孤狐「あら珍しい。カルマがAをほめるなんて」

業「孤狐姉さんから見た俺のイメージって何なんだよ」

孤狐「考えれば分かる！」

業「なに言ってんの？」

『無駄口叩いてないで食べるよ』

「「は～い」」

私の家ではこんな感じが幸せの家庭。

母さんたちは滅多に帰ってこないからね。

『ごちそうさま。それじゃ、先にお風呂はいるね』

業「ん～」

孤狐「洗い物は私の役割だし、適当においておいてね」

『了解』

私は風呂場へ向かった。

次回【手紙】