早起き。〜you side〜 ページ7
ピピピピピッ…ピピピピピッ…
「んーっ。うるさい。」
大音量で鳴り響くめざまし時計を止めながら、
ふわぁ〜とあくびをして布団を出る。
私は昔、寝起きがとても悪くて、
いつも学校は遅刻寸前だった。
家が近い涼といつも登下校してたから、
涼が私を起こしに来ることも。
今はもう平気だけど、涼はずっと心配してくる。
涼だって、たまに寝坊するくせに。笑
「う〜ん…。眠い。」
今日は、いつもより起きる時間が1時間も早い。
なぜかと言うと、昨日いい情報をもらったから!
『優斗先輩ってさ、いつも朝練してるよね〜。』
いきなり涼がそんなこと言うから、
めっちゃびっくりして。
「なんで知ってるの!?」
『だって俺サッカー部だよ?いつも見てるから。
笑』
「早く言ってよー!!」
そっか。涼ってサッカー部だった。笑←
「明日見に行こ♪」
『じゃ、俺も行こうかな!』
「えっ…。涼来るの〜?」
わざと嫌がってみると、涼が本気で落ち込んで。
『やっぱ、やめるわ。』
その顔がおもしろすぎて、笑いが止まらなかった。
「嘘だよ!笑 一緒に行こ??」
すると、涼はすごく嬉しそうに笑った。
『うん!ありがと♪』
昔から、この笑顔にはかなわない。
階段を降りてリビングに行くと、
お母さんが驚いた顔で私を見た。
『A、今日早いね!すごいじゃん。笑』
「でしょ〜笑」
『朝ごはんとお弁当、できてるよ。』
「はーい。ありがと。」
私は朝ごはんを食べてから着替えて、
髪を少しだけ巻いた。
いつもはあまりしないけど、今日は特別。
だって、先輩にか少しでもわいいって思われたくて。
慣れない手つきで、必死にがんばる私に、
お母さんが手伝ってくれた。
「わ、すごい♡ありがと!!」
『いえいえ。いい感じだよ♪』
その後、学校指定のコートを着て、
真っ白なマフラーをふわりと首に巻いた。
そしてバッグを持って家を出る。
「いってきます!!」
『いってらっしゃい。』
お母さんに見送られて、家を出た。
ドキドキとワクワクに、胸を弾ませて。
ずるい。〜ryo side〜→←それでも。〜ryo side〜
ラッキー
すし
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まりり(プロフ) - 理沙子さん» ほんとにー!?ありがとう!!!めっちゃ嬉しいよー!! (2017年2月2日 20時) (レス) id: 6e361f02a1 (このIDを非表示/違反報告)
理沙子 - 私もお兄ちゃんガチャ欲しい!身体障害はJetとJUMPに支えられて生きる明日の夜くらいに見てね!お手紙書いたから! (2017年2月2日 20時) (レス) id: 9e831c798f (このIDを非表示/違反報告)
まりり(プロフ) - うん!笑笑 妹欲しいなぁ…。私はお兄ちゃんと弟だから、ケンカばっかりで大変だよ〜。笑 お兄ちゃんはイジワルで悲しい。。。お兄ちゃん、ガチャが欲しいです!弟は少クラを一緒にみてて、歌を覚えてる!!笑笑笑 (2017年1月27日 20時) (レス) id: 6e361f02a1 (このIDを非表示/違反報告)
理沙子 - まりりさん» でしょでしょ!運命ということを信じる(笑) (2017年1月22日 23時) (レス) id: 9e831c798f (このIDを非表示/違反報告)
まりり(プロフ) - 真桜☆MAOさん» コメントありがとうございます!!!作者、嬉しすぎて頭ぶつけました。笑 最近はなかなか更新できずにいたので、コメントがとても力になります!更新がんばるので、真桜☆MAOさん、これからもこのお話読んでくださいね♪ (2017年1月22日 1時) (レス) id: 6e361f02a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まりり x他1人 | 作成日時:2017年1月1日 2時