キミに届けたい。

いつも一緒。〜you side〜 ページ5

『A、帰ろっか。』


涼に声をかけられ、バックを持つ。


「んー。じゃ、みんなばいばーい！」


仲のいい友達に手を振って帰ろうとすると、


1番仲のいい佳鈴に話しかけられて。


『ねぇねぇ、Aってさ、やっぱり
涼と付き合ってんの？？』


「ほぇー！？」


いきなりの言葉に、私はまぬけな声を出した。


『いや、だっていつも一緒にいるじゃん？
ついに幼なじみじゃなくなったのかな〜って笑』


「あはは！そんなことあるわけないよ。笑
涼は友達以上、恋人未満みたいな感じだから笑」


すると、佳鈴が他の友達と顔を見合わせて、


みんなで呆れた顔をした。


『A、涼はね、みんなの王子なんだよ？？
ずっと一緒にいるとファンに睨まれるぞ！
今だって結構危ないんだから。先輩もいるし。』


「ほーい。」


確かに、涼は昔から整った顔立ちで、


近所の人達からもとても人気があった。


高校に入ってからも、その人気は途絶えず、


同学年にも、先輩にも、ファンがたくさんいる。


涼が廊下を歩くだけで視線は全て涼に集まり、


涼が笑顔を見せるとみんなも自然と笑顔になる。


でも、一部の女子からは、


私への悪口が聞こえてくる。


その度に、いつも涼が守ってくれた。


『Aは幼なじみで、
一緒にいるのが楽なだけだから。』


そのお陰で、いい友達もたくさんできた。


私と涼は佳鈴達と別れて、校舎を出た。


『さっき、大丈夫だったの？』


「うん。話してただけだよ！」


『そっか。笑』


どうでもいいことを話しながら、校門を出る。


そのとき、私はさっきの話を涼が聞いていたのを


知らなかった。


空は、綺麗なオレンジ色に染まっていた。




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ここまで読んでいただき、


本当にありがとうございます！！！


この作品はただの自己満で作っているので、


あまり自信はありませんが、


私なりにがんばっているつもりです。


たくさんの方々が読んでくださっていて


とても感謝しています。


直した方がいい部分や、誤字など、


コメントをくださるとありがたいです！


(応援の言葉なども待っています！！笑)


これからもちょくちょく更新していくので、


お付き合いよろしくお願いします。


お気に入り作品に登録してくださった方、


本当にありがとうございます！！！


すごくすごく嬉しいです♪


これからもがんばります！




まりり

それでも。〜ryo side〜→←わかってる。〜you side〜

ラッキー

すし

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