影ノ守り人【炎炎ノ消防隊】

番外編壱 ページ35

｢休み……｣





｢ずっと出動待機とか書類仕事とかで疲れただろう？羽を伸ばしてきてくれ！｣





羽を伸ばすと言われてもな……思い浮かばんな。




｢えっと、誰かほかにも休みのやつはいないか？｣





｢シスターとアーサーは休みだな｣




よし、何するか聞こう。





ーーーーー





｢アイリス、次の休みは何するんだ？｣





｢特には何も決めてなかったんですけど……あ、良ければ一緒にお買い物行きませんか？｣





｢買い物……｣





｢ずっとツナギばかりですしお洋服買いに行ってもいいし、お茶を飲みに行ったりしてもいいし……どうですか？｣






｢……楽しそうだな。行く｣






｢その日、アーサーさんもおやすみですよね。誘ってみます！｣






というわけで、3人で買い物に行くこととなった。





ーーーーー






｢きゃ〜似合う似合う！スタイルいいとなんでも似合いますね！｣





第8特殊消防教会から出る前からこれである。




今回の服はマキに借りた。
動きやすくていい。





アイリスはワンピース、アーサーはパーカー。2人ともよく似合ってる。





｢ふッ……今日の俺は姫たちの護衛……｣





｢いや私は護衛なくても戦えるし……｣





｢まぁまぁ……｣





｢じゃ、じゃあ行くか！繁華街目指して！｣

番外編弐→←参拾弐

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す