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弐拾捌 ページ30

どうするどうすると話し合っている間に黒い影が飛んできた。




「……え?」






「焔ビトの犬……!」





シンラの尻に噛み付いた。




「いてて!焔ビトの犬だ!」




「なんだよ焔ビトの犬って!焔イヌだろ!!」





とてもどっちだっていい。





「だから言っただろ!話が通じる相手じゃないって!!」





だからといって犬という発想になるか。
まさか自我もないし喋れもしない動物だとは思ってなかった。





だとしても、焔ビトと同じ。





「灰ハ灰トシテ ソノ魂ヨ……炎炎ノ炎二帰セ」





タマキが祈る。




アーサーと2人で、その場の焔イヌのコアを破壊した。






「……ラートム」





「犬でも人と同じく炎から解放してあげるのが私たち特殊消防官の役目だろ」





「俺の仲間はあの犬たちに食い殺された……これでも反撃はしたんだ!ただ……」





スコップが語る。





「ただ?」





「アイツらの親分がさらにヤバいやつでどうしようもなかったんだよ……」





イヌの親分なら狼か。




……いやあるいは、
焔ビトか。





「……シンラ?」






様子がおかしい。






「シンラ君大丈夫かい?その様子もしかしてまた……」






「はい……声が……」






……アドラリンク。

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ユキぴょん(プロフ) - 真白さん» ありがとうございます〜m(*_ _)m これからも頑張ります! (2020年8月25日 22時) (レス) id: eec7be5830 (このIDを非表示/違反報告)
真白 - 面白いです!更新頑張ってください! (2020年8月25日 15時) (レス) id: 32b6d86f2d (このIDを非表示/違反報告)
ユキぴょん(プロフ) - こっちんさん» ありがとうございます〜感想いただけて、とても励みになっております!いつもありがとうございます(o^―^o) (2020年8月23日 11時) (レス) id: b7d7ffea7c (このIDを非表示/違反報告)
こっちん - 弐章の話に入りました!初めて夢主が消防官として現場に出た話がすごく面白かったです!!次回の更新も楽しみにしています!! (2020年8月23日 10時) (レス) id: e1802d5515 (このIDを非表示/違反報告)
ユキぴょん(プロフ) - あおりさん» ありがとうございます〜これからも少しづつ更新していきますので今後ともよろしくお願いしますm(*_ _)m (2020年8月20日 17時) (レス) id: eec7be5830 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:麻利亜 | 作成日時:2020年8月18日 14時

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