影ノ守り人【炎炎ノ消防隊】

弐拾伍 ページ27

「新門大隊長が酒飲んだ時並みのいい笑顔！！」





すごい笑われてる。
いや普通にしてるつもりだし思考も正常なんだが。






向かう先は新青島から向かって北西、アドラバーストの計測値が高い場所。








「あの岩なんかずっとこっち見てるみたい」






「タマキビビってんの？」








「ビビってねェし」






「うわほんとだきっしょ」







「やっぱAなんかテンション高いな？」






いや普通だって。多分。





「た……助けてくれェ！」





「は？」




「外で声が聞こえたぞ！？」





なんだなんだと外を見ると、







「……はぁ？」





先ほどまで岩だったであろう巨大な芋虫のようなものがうごめいていた。






リヒトも見たから幻覚ではないらしい。





「じゃあさっきの助けを呼ぶ声はあのデカブツの……？」








「違う！！俺だよ！！！」






ジャイアントワームの縄張り荒らしたとか何だか言ってるが、それより、









「「「「モグラがしゃべったァ！？」」」」






モグラの風呂敷から出てきたジャガイモを見て、やっぱりジャガイモに執着する能登は見なかったことにすることにした。









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こんにちは作者です。
面倒ならこの先読み飛ばしてください。

こいつ主人公でほのぼのした番外編か短編集か書きたい。

後ですね、これすごく無計画に書き始めたのでタグ入れてませんが多分アーサーオチになるかと思います。現在の予定。

もしご要望等ありましたらお聞きします。なくても多分番外編は書くと思います。

お気に入り、評価、コメントありがたいです！
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