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何度も何度も
何度も
唇を重ねて
苦しくなるくらい
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淳太くんの漏れる吐息と
わたしの息しか聞こえなくて
「…っ……」
頭がおかしくなりそう。
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ふっと唇が離れて
そっと目をあけると
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『…もっと』
って
また。
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「じゅ、……ん…」
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名前を呼ぶ隙もなくて
淳太くんは
わたしの首の後ろに腕をまわしたあと、
わたしの着てるパーカーに手をかけて
そっと脱がした。
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そしてまた、唇が離れて
淳太くんを見たら
『…止まらんくなるかと思った』
そう言って
少し離れて
脱がせたパーカーを
さっと羽織った。
『あー…。もうAの匂いや』
そう言って
着たパーカーの首元に
顔を埋める淳太くん。
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長い長いキスと、
恥ずかしさで
「寒いから返して」
可愛くないわたし。
『………脱がされて、抱かれると思った?』
って
淳太くんはいじわるで。
「もー……返して」
『あかん。俺の匂いさせとかな』
お前が寂しくないように、って
微笑む淳太くん。
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『結構着たやろ』
「…今日…は、たまたま」
『ほんと嘘ヘタやな』
「嘘じゃない」
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至近距離で
じっと見つめてくる淳太くん。
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ぱっと目をそらすわたしを見て
ケラケラ笑って。
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「もう…」
って、
別の服を取りに行こうと
立ち上がろうとした瞬間
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自分の首に
揺れたモノ。
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「えっ…………」
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『誕生日、おめでとう』
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突然の出来事に
立ち尽くすわたしを座って見上げながら
淳太くんが言った
23:21の出来事。
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夏 - 23【淳太くんのパーカーのちょいちょいと触る】→パーカーを、 40【まだ靴も抜いでない】→脱いでない だと思います。 (2016年1月28日 23時) (レス) id: 17f97de71c (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ - もう淳太くんにきゅんきゅんです!更新楽しみにまってます(≧∇≦)頑張ってくださいっ! (2015年10月4日 1時) (レス) id: 793758d1fc (このIDを非表示/違反報告)
きーちゃん(プロフ) - 更新待ってます!楽しみにしてます!☆d(´∀`*) (2015年10月4日 1時) (レス) id: 5ccf55f5ca (このIDを非表示/違反報告)
きーちゃん(プロフ) - 続きが楽しみ過ぎて!!!!! (2015年10月4日 1時) (レス) id: 5ccf55f5ca (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - きゅんきゅんです!淳太くんに怒られてるとき、気づいたら泣いちゃってました(笑)これからもがんばってください!ずーっと、ずーっと読み続けます(^v^) (2015年10月3日 23時) (レス) id: 64cda66149 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まりあ | 作成日時:2015年9月24日 23時