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33話ープレゼントー ページ34

春草さんが私と、手を繋いで無い方の手で扉を開くと、芽衣ちゃんが右往左往と歩き回っていた。


芽衣「あ!見つかったんですね!」

春草「うん、ちょっと手こずったけど…。ほら、謝りなよ。」

『ぅうう、すみませんでした〜〜〜!!!』

芽衣「あぁああぁ!そんな泣かないで!」

鴎外「姫ちゃんが無事でよかった。」

春草「鴎外さん……。」


すると、鴎外さんはニコニコしながら、「では、饅頭茶漬けでお祝いしよう!!」と、言ってきた。


芽衣「えっ!……、私せっかく色々作ったのですが……。」

鴎外「そうか、ではまたの機械に!」

『饅頭……?』

鴎外「食べたいかい?」

春草「ちょっと、彼女に用があるので借りますね!!!」


何か慌てている様子。
何でだろう。




春草「はぁ、良かった……。」

『え?何がですか……?』

春草「鴎外さんの前では、絶対に饅頭と言う言葉と、茶漬けは使わないように……!!!」

『は、はい…?』


彼は、一旦溜め息を付き、奥から何から持ってきた。


春草「はい、これ。まさか被るとは思ってなかったんだけど……。」

『??』

春草「でほ、それは三毛だから。」


箱から出すと、三毛猫の置物が出てきた。



『わぁー!!』


私は目を輝かせる。


春草「君は、黒猫を買うなんて。」

『べ、別にただ……ただ、気づいただけなんですよっ!!気づかなかったら、何もあげてませんし…!!』

春草「それは、それは。でも、ありとう。」

『別に、いいですよ。春草さんがよ、喜んでるなら……。』


やべ、春草さんって呼んじゃった……。
何か思われたらやだな…!!


春草「俺は、嬉しいけどAは…?」

『はい!とっても!!』


私が笑うと、彼は頬を赤くしたのを、私は見なかった。



____________________
月曜日から更新遅くなります。
すみません。
今日もあまり更新出来ませんでしたし……。
学校って嫌ですね。

34話ー彼女の心遣いー→←32話*春草sido*ー彼女の真実ー


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設定タグ:明治東亰恋伽 , 明治東京恋伽 , 菱田春草   
作品ジャンル:恋愛
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チーズタルト(プロフ) - 待っていました!!!更新頑張ってください!楽しみにしてます! (2019年3月26日 23時) (レス) id: 35185298d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千鳥 | 作成日時:2019年3月26日 14時

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