32話*春草sido*ー彼女の真実ー ページ33
彼女の目から涙が溢れた。
春草「祝ってやるって言ったよね?」
『うん……。』
春草「君だって、俺を祝ってくれた。」
『え……?』
春草「猫の置物。」
『ぁ……。』
あれは、彼女の選び方が素晴らしかった。
春草「行こう。俺だって、君を祝いたい。せっかく、買った物があるんだから。」
『で、でもぉ……!!!』
彼女が大泣きし始めた。近所迷惑。
子供の用に、泣く彼女は本当の彼女なのかもしれない。
春草「大丈夫だから。皆優しいからさ。」
『違う、違うんです……、私の一言で誤ったことを言えば、私は終わりです……。』
何かを心配している。
彼女の一言で何かが起きる?
春草「何がそんなに…?」
『私、色覚障害をもってて、白黒に世界が映っているんです。今もまた……。』
彼女からの、衝撃事実が知らされた。
春草「大丈夫、その時はその時で、説明すればいい。だから安心して、帰ろう?」
『そうですね……。はい!』
春草「やっと、笑った。」
俺が微かに微笑むと、彼女は何処か切なそうな顔をしていた。
ちょっと気になったもので、歩いている途中で聞いてみた。
春草「さっき、切なさそうな顔してたけど、何かあった?」
『い、いぇっ!何もありませんよ!』
何かありそうだけど、これ以上は掘り起こさないほうがいいかも。
俺は、絶対これ以上言わないと、星に誓った。
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チーズタルト(プロフ) - 待っていました!!!更新頑張ってください!楽しみにしてます! (2019年3月26日 23時) (レス) id: 35185298d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千鳥 | 作成日時:2019年3月26日 14時