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なんかいい匂いする(cv.鈴木達央) ページ34

自室へ戻り、ドアの前でぺたりと座り込む


昨日、楽しかったからってはしゃぎすぎてしまった

申し訳なさと不甲斐なさを噛み締めながらうんうん唸っていると、日が昇り始めたのか部屋が微かに明るくなり始める




そして目の前の光景に、思わず目を丸くしてしまった



貴「さっきまで暗くてよく見てなかったけど、これは………………」




私が目にしたのは部屋の中央に置かれたたくさんのプレゼント


いやでも、誰かの忘れ物かもしれないし
だとしたらしっかり返さないと


そう思ってプレゼントのひとつを持ち上げてみた

すると、ひらりと何かが落ちたことに気づく




貴「メッセージカード…」


もしかしてこれで何かわかるかも…
と、おそるおそる書かれている文字を読む




するとそこには







"お誕生日おめでとう
Aちゃんにとって良い1年になりますように

浅沼 晋太郎"


と書かれていた

他のプレゼントも、どれも私宛のメッセージがある事に気づく



貴「ひょっとして誕生日だったから…
でもこんなに沢山…」


どれも素敵なものばかりで自分が持っていていいものかと考えてしまう


ひとつひとつ眺めたいけど、そんなことしてたら夜になるかもしれない


貴「まずは自分に出来ること、あとお礼!」



そう言い聞かせて、再びリビングへ向かった


________________________
________________

時計を見て、今は6時だということを知る

幸い、リビングやキッチンに人気はなかった


貴「せめて朝食くらい作らせていただこう」


そう思い立ち、早速朝食を作り始めた









鈴木「なんかいい匂いする…」

梶「今日の朝食って誰が________」



貴「あっ、おはようございます!」



前野「おはよー」

神谷「おはよう」



気づけば時間がたっていて、少しづつリビングに人が集まる


鈴木「うそ、朝飯作ってくれたんだ」

小野「おーすごい綺麗」

下野「なんかホテルのご飯みたいだね」


貴「いや、そんな、素人が作ったものなので…」



作ったはいいものの、全て自分だから逃げ道がない
もし口に合わなかったら…



宮野「それではいただいちゃいましょう」

平川「ありがと〜Aちゃん」



各々椅子に座り食べ始める




不安だったけど、皆さん「おいしい」と言ってくれた

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彩弥 Ayami(プロフ) - 完結してしまっている…?!続きがみたいです…! (2021年3月31日 11時) (レス) id: ea9a1583d4 (このIDを非表示/違反報告)
みー - ありゃこりゃまた良い所で終わっちゃってるじゃないですか(ヽ゚д゚)   続きが見たすぎる、、、 (2020年8月11日 3時) (レス) id: 308ccef0fd (このIDを非表示/違反報告)
雪月花 愛心 - 続きが気になります!もっと見たいです! (2020年3月28日 21時) (レス) id: e69a198798 (このIDを非表示/違反報告)
ひつじ - 続きがみたいですぅーーーーー (2019年11月16日 15時) (レス) id: c7efde0d03 (このIDを非表示/違反報告)
りぃー - (; ・`д・´)ナヌッ終了してる…?!続きをください……… (2019年8月30日 10時) (レス) id: 3d17c714af (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2015年4月13日 11時

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