毎日やってあげようか(cv.木村良平ｓ) ページ30
近い、近い、もう傷より何よりこの近さで爆発しそう
心做しか全身が熱くなったようにも感じる
斉藤「とりあえず冷やして、傷残らないようにしないと…」
そう言って鶏肉が揚げられている鍋をちらっと見た
斉藤「後は俺がやっておく、
Aちゃんは痛みが引くまで冷やして、それから薬を塗れば跡は残らないと思う」
料理だけじゃなくて、こんな知識もあるの？？？
でも、結局壮馬さんに任せっきりになっちゃう
貴「ごめんなさい、もっとちゃんとしなきゃって思うのに…
結局迷惑かけて………」
視線を下げていると、ぽん、と頭を撫でられたような気がした
斉藤「気にしないで、手当て終わったら運ぶの手伝ってくれる？」
貴「…もちろん！」
そして痛みが引いたあと、私は自室へ薬を取りに行こうとした
すると____
木村「あれっ、Aちゃん、どったの」
貴「良平さん、ちょっと自室へ取りに行きたい物があって」
木村「そうだったの、って…
腕、赤くなってる」
その言葉にビクッとして、咄嗟に腕を後ろに隠してしまった
そんな私を良平さんはじっと見つめてジリジリとこちらへ足を進める
思わず後退りをするが、気づけば壁際に追いやられていた
木村「………部屋に入れて、手当てするから」
貴「いや、あの、……………………………………はい」
見合って良平さんに勝てるはずが無い
黙って自室へ歩く私の後ろを良平さんは満足気に歩いていた
木村「お邪魔します」
貴「何も無い部屋ですが…」
おずおずと部屋へ案内する
木村「そんなのは気にしないよ、ほら腕出して、そこ腰掛けて」
良平さんの指示通りベットに腰掛け、救急箱と腕を差し出した
木村「痛かったら言ってね、」
そう言って手早く手当てをしていく
この手当てなら傷もすぐに治りそうだ
貴「良平さん、ありがとうございます
まさか手当てをして頂けるとは…」
木村「手当てくらいするよー、でもこれは取り替えたりしてね」
貴「はい、何から何まですみません」
とお礼を言うと、良平さんがニヤリと笑った
木村「なんなら俺が毎日やってあげようか」
なんて、そんなのは心と体が持ちませんよね
ずるいですよ(cv.江口拓也ｓ)→←駄目、動かないで(cv.斉藤壮馬ｓ)
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彩弥 Ayami(プロフ) - 完結してしまっている…？！続きがみたいです…！ (2021年3月31日 11時) (
レス) id: ea9a1583d4 (このIDを非表示/違反報告)
みー - ありゃこりゃまた良い所で終わっちゃってるじゃないですか(ヽﾟдﾟ) 続きが見たすぎる、、、 (2020年8月11日 3時) (レス) id: 308ccef0fd (このIDを非表示/違反報告)
雪月花 愛心 - 続きが気になります！もっと見たいです！ (2020年3月28日 21時) (レス) id: e69a198798 (このIDを非表示/違反報告)
ひつじ - 続きがみたいですぅーーーーー (2019年11月16日 15時) (レス) id: c7efde0d03 (このIDを非表示/違反報告)
りぃー - (； ･`д･´)ﾅﾇｯ終了してる…？！続きをください……… (2019年8月30日 10時) (レス) id: 3d17c714af (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2015年4月13日 11時
