ねぇ・・・2*Daiki.A*

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光「さわってんじゃねーよっ！」



「ひかるく、ん」



光「大丈夫か？」



もっと涙があふれてきて


光「俺の彼女になにすんだよ！」




でも光くんの言葉に
驚きが隠せなかった。




男「んだよ。

彼氏持ちかよ

かえろーぜ」



男『「じゃーねAちゃん」




光「大丈夫か？」



「ひかるくんなんで・・・？」




光「いやがってるお前みつけて

おいかけてきた。」


そっか。


そーだったのか。



光「こわかったな。よしよし」



涙がとまらなくて



光「なあ有岡は？一緒だろ？」



私はうなずいた。



光「呼ばないとな！

さすがにここはわからねーし！

ほら携帯かして！」


光くんは

だいちゃんに電話した。



数分後


有岡「A！」

大ちゃんがきた。



有岡「ごめんな。」


そういって抱きしめた。



光「お前さ彼氏だよな？

わかってんの？彼氏って意味。」



大ちゃんは黙ってて



光「なんでなにもいわねーんだよ！」


私をだきしめたまま何も言わない大ちゃん。


光「守ってやれよ！

こいつのこと大事なら」


「もうやめて！


いいの！ひかるくん！

だいちゃんをせめないで。

こんなに震えてるのわからない？」




大ちゃんはずっと


小刻みに震えてた。



「かえろっか？」



有岡「うん」



「ひかるくんありがとね。

ゆずがまってるよ？」



光「え？」


「ほら」

私が指をさしたさきには
柚がいた。



光「え、なんで？」


柚子「ごめんなさい！

私悪いとはおもってたけど

後をおいかけてきてしまって」




「じゃあねひかるくん。」



家に着くまで



一言も言葉を交わすことはなかった。



ただ繋いだ手から痛いほど



伝わってくる




彼の思い。






だからもう



私は




ひかるくんに甘えてはいけない。




そうきめた。

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