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屋上についた私は




空を見上げて




「私もさ

そろそろ宏太のとこいきたいよ。」







生きてるからこんなにつらいんでしょ。






目を閉じる。




しだいに浮かんできたのは





だいちゃんの笑顔。








「だいちゃん・・・」




あれから半年という時間がたって






私は
ほんとに全てを失ってしまったみたいで
からっぽのあたし。







「A」




私の名前をよぶのは
愛しい彼ではなく
小さくても男らしい知念くん。




「どうしたの?」



私がそう聞くと
かけよってきて私をだきしめた。



知念「僕やっぱり」




そういう彼の言葉の先を
聞きたくない一心で




「やめて」



そういう。




知念「ねえ!いい加減

ボクの気持ちにむきあってよ!」



そういう彼の瞳は



いつになくまっすぐで
目をそらすことができなかった。



知念「僕のこと好きじゃなくてもいい

僕は全部受け止める。

過去も未来も。

だから僕のとこきてよ。

後悔はさせない。幸せにする」



そういってくれるのは正直嬉しい。
でも




「私は

その言葉を信じられない。」




沈黙が続き



私は




「知念くんも

大ちゃんと同じだよ。

過去を受け止めるなんて嘘。

重くて受け止めきれなくて嫌になる。

そして私をおいていく。」





そう言うと知念君は


知念「だいちゃんと一緒にしないで。

僕は裏切らない。

そばにいる。僕を信じて。」



真剣な彼の表情に
私は目を背けずにはいられなかった。





知念「僕を信じて。

僕のこと好きにさせるから。

僕とつきあって。」




ごめんね。
でもダメなの。
好きにさせるじゃ。


「でもごめん。

私もう恋なんてしないから。

ありがとね知念くん」



そう言い残し私は屋上をでた。





もういいの。



苦しみたくないの。


曲がり角を曲がった瞬間



ドンッ



誰かにぶつかってしまった。




「わっごめんなさい!

私よそみしてて・・・大丈夫ですか?」



そう言って顔をあげると








そこには・・・

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まりちゃむ(プロフ) - 真希☆彡さん» ありがとうございます!これからまさかの展開がたくさんまっているので応援よろしくおねがいします! (2014年6月23日 10時) (レス) id: 1280335e80 (このIDを非表示/違反報告)
真希☆彡(プロフ) - 最初から読みました。超感動です!!ヤバいです!!更新頑張ってください、応援してます!! (2014年6月23日 1時) (レス) id: 0eb6885489 (このIDを非表示/違反報告)
まりちゃむ(プロフ) - みおんさん» ありがとうございます!まだまだお話は続くのでよろしくお願いします! (2014年6月22日 1時) (レス) id: 3132eef88c (このIDを非表示/違反報告)
みおん(プロフ) - 涙が止まらなかったです! (2014年6月22日 0時) (レス) id: a51eebcb9b (このIDを非表示/違反報告)
まりちゃむ(プロフ) - ゆーかさん» ありがとうございます(;_;)まだまだ未熟者ですががんばります! (2014年6月20日 9時) (レス) id: 2b226275a6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あリくま | 作成日時:2014年6月17日 20時

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