ねぇ・・・2*Daiki.A*

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そして3年生は卒業した。
春が来て私達は2年生になった。


クラス替えがあり



私は大ちゃんとは違うクラスになった。


そのかわり


知念「A！また一緒だね」


知念君とはおなじクラスだった。

山田君の話によると
だいちゃんは私と別れてから
もてまくってるらしい。


もう私の手の届く距離に
彼はいないんだね。



1年前の今日、
はじめてあったんだよね。


あの時の私は宏太しかみてなかった。


1年たってもかわってないね。私。


新しい教室に行き
自分の名前がある席に着く。
そこは1年生のときの席とかわらない。


机に顔を伏せて
隣を見る。
そこにいるのは大ちゃんじゃない。

大ちゃんはいないのだ。



その現実は私にとって
暗く不安で涙がでる。



私はこのクラスでどうしていこう。



光くんもいなくて大ちゃんもいない。
チャイムが鳴りみんな一斉に席につく。




先生「転入生を紹介する。」



たいして興味はなかった。
でもこの転入生がまた
私の人生をおおきくうごかす。



・

Daiki side


俺はAとクラスが離れた。
安心というよりは不安でしかたかなった。



黒板に書いてある通りの席についた。



そこは1年のときとおなじ場所。


隣はAじゃない。
わかってるそんなこと。
でもどこか期待してる俺。
俺は別れたことをずっと後悔してる。
あの手をどうして離してしまったのだろうか。


俺は


「忘れなくていい」


確かににそういったのに
守ってやれなかった。




隣の人が来た。女か。



女「え、となり有岡君？！え、どーしよ。」


なんて騒いでだれかに
電話していたが
俺はそんなことはどうでもいい。



俺がみたい顔は



Aの笑った顔だけだ。





山田「だーいちゃん！」



「なんだよ」



山田「この席かわってないね」


「そうだな」



山田「変わったのは隣の席の女の子。」




ため息しかでない俺




山田「ま、クラス違うっていっても

隣のクラスだし体育は一緒だしな！」



まあそうか。







俺たちはもう一度



愛し合うことが



できるのだろうか。

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