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いつものように屋上にいると


光くんがきた。


光「なーにしてんの?」




「んーさぼり。」



光「有岡と別れたんだな』


「うん。ふられちゃってね。

私宏太のこと引きずってるからさ」


光「でもいまはちがうだろ?」



「え?」


光「失って気づくもんっていうのはさ

世の中にごまんとあるぞ。」


そっか。
私失って気づいたんだ。
大ちゃんが大好きだって。


「でも・・・

私は大ちゃんとはいれない。」



光「どうして?」




「私はきっとどこかで

大ちゃんと宏太を重ねてた。

光くんと大ちゃんがいると

宏太と光くんがいるみたいに見えて」


光「そんな簡単に忘れられたら

2年も薮をおもってないだろ?」



そっか。
光くんのいうとおり。


でも私はその言葉に何回も甘えた。


大ちゃんは私に
忘れなくてもいいそういってくれた。



でも結局重いんだよ私の過去。



「私の気持ちなんて誰にもわからないよ。」



そうでた言葉。


いつも心でおもうこと。
今日は口にでてしまった。


光くんは



光「わかんねーよ誰も。

でもそれはおまえがわかってほしいと

おもってないからだろ。

わかってほしければ自分から

アピールしないとわかってもらえない。

人は1人じゃ生きていけない

喜びを悲しみを痛みを苦しみを

分け合わなきゃだめなんだよ。」



光くんのことばが痛いほど胸に刺さる。



光「おまえはなんでもかんでも

1人でかかえようとするから

こうなるんだよ。

俺は薮といるときのおまえも

薮がいなくなってからのおまえも

有岡といるときのおまえも

俺は全部知ってる。

だから俺はお前を誰よりもみてきた。」


光くんは私を
私よりしっているのかもしれない。


光「俺はさ

初めてあったときから

薮の彼女だと知っていても

俺はずっとお前のことすきだったよ。」



思いもしない言葉に私は顔をあげる。



光くんは私を見つめて


光「だから俺はおまえに幸せになってほしい」



光くんのまっすぐな思いに私は目を背ける。



光「現実から目を背けるな」


そういわれた。




光「ったくよ。幸せになってくれよ!笑」


そう言い残し
光くんは帰っていった。



私強くならないと

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まりちゃむ(プロフ) - 真希☆彡さん» ありがとうございます!これからまさかの展開がたくさんまっているので応援よろしくおねがいします! (2014年6月23日 10時) (レス) id: 1280335e80 (このIDを非表示/違反報告)
真希☆彡(プロフ) - 最初から読みました。超感動です!!ヤバいです!!更新頑張ってください、応援してます!! (2014年6月23日 1時) (レス) id: 0eb6885489 (このIDを非表示/違反報告)
まりちゃむ(プロフ) - みおんさん» ありがとうございます!まだまだお話は続くのでよろしくお願いします! (2014年6月22日 1時) (レス) id: 3132eef88c (このIDを非表示/違反報告)
みおん(プロフ) - 涙が止まらなかったです! (2014年6月22日 0時) (レス) id: a51eebcb9b (このIDを非表示/違反報告)
まりちゃむ(プロフ) - ゆーかさん» ありがとうございます(;_;)まだまだ未熟者ですががんばります! (2014年6月20日 9時) (レス) id: 2b226275a6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あリくま | 作成日時:2014年6月17日 20時

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