壊れる ページ8
「Aさん。」
『はい?』
「たまには休んだらどうですか?」
いつも通り、ときさんの家で朝食を済ませて、準備をしていると、彼女から言われたのだ。
休むと言われても、特にやることが無くなるのでと断ろうとするが、無駄だった。
「休んで下さい!」
『……分かりました。』
「ここにいても暇でしょうし、近くの町に行っては?」
『私が歩いてたら、皆驚きですよ。』
町に行くって言っても、角が生えてる時点で鬼とバレるし、鬼狩りが歩いているかもしれないのだ。
すると、ときさんが何かを出してきた。
「これ、Aさんが出掛ける時に使かって貰う為に買いました。これなら、薄い布が回りについてますので、顔も隠れるかと……。」
そう言って、前に差し出したのは、笠だった。
前前前前前前前前前前前世ぐらい……?に忍び混むときの為に使った事を思い出した。
回りについているのは、レースと言うやつだろう。
それをありがたい気持ちで、受け取った。
『では、なるべく早く帰って来ますね。』
私は、ちょっくら近くの町まで、歩き出した。
____________________
町までくると、色々な物が売っていた。
皆さんのお手伝いをしているから、お金は貰っている。
いつも断っているのだが……。
そして、少し視線が痛い。
見慣れない奴だと言うことと、今日の天気は曇りで笠をしていると言う点で、何故だか見られるのだ。
別に、雲っていても笠はしても良いと思うが……。
そんな中、知り合いに出会った。
「Aちゃん!」
『……!』
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水神の狐@俺ナー☆(プロフ) - アリサさん» 教えて下さりありがとうございます! (2019年10月16日 7時) (レス) id: 5a6fe00bf5 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ(プロフ) - 水神の狐@俺ナー☆さん» 教える事は、ちょっと……。えっと、私のホームページ(コメ欄の下のURLから行けます)に一応載ってます。 (2019年10月15日 22時) (レス) id: 728c16d1eb (このIDを非表示/違反報告)
水神の狐@俺ナー☆(プロフ) - すみません!もう一個のほうのパスワードわからないんですが教えてもらうことって可能でしょうか? (2019年10月15日 20時) (レス) id: 5a6fe00bf5 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ(プロフ) - 私は私さん» 私も最初は思ってました← 調べれば出てきますよ。 (2019年9月17日 13時) (レス) id: 728c16d1eb (このIDを非表示/違反報告)
私は私 - ねぇ私も紅蓮華(ぐれんばな)かと思ってたんだけど… (2019年9月17日 3時) (レス) id: 5f38423e76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アリサ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/arisa3/
作成日時:2019年8月2日 11時