転生して100回目…なのに!この世界の者は個性豊か過ぎて慣れないのだが【鬼滅の刃】

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鬼殺隊を襲うより先に、私を狙ってきた。

上から来たから、回りにはいたはず。

けど、鬼殺隊より先に何故私を狙った……？


一体一体、斬って行くが、斬れば斬るほどまた増える。


私、何で狙われてるの……?!







＿＿＿＿お主の魔法を身に着ければ、パワーアップ出来る!








そう言えば、そんなこと言ってたなー。

本当かな？


炎を出せば、ぼわっと刀が赤く燃えた。


え、大丈夫だよね？



私が刀を横に振る。

すると、鬼を何体か一緒に倒せた。

攻撃距離まで伸びているようだ。


『おりゃあ！』


炎が円を描く。


繰り返せば繰り返すほど、鬼は少なくなって行く。

てか、鬼殺隊手伝えよ。



『ふぅ……。』


取り合えず、疲れた。

まだ色々片付けないといけない物事があるのに、マジしんどい。



『本当に、春未ちゃんを返して。貴方方が何をしたいのかが全然分からない。私を殺すのが目的？だとしたら……「Aちゃん後ろっ！」……？！』


彼女の言葉で後ろを振り向く。

すると、持っていた刀が落ちた。

手首を叩かれた。

誰だと思い、キョロキョロするが、姿が見えない。


何だ。


確かに誰かいる。


身を屈め、刀を拾おうとすると、それは遠くへと飛ばされた。


私の影から……出てきた……？


私が姿勢を正すと同時に、手首を掴まれた。



手首を見れば、鬼の手が。


しくじった。



『離せっ！！』

「本当に、鬼を狩る鬼だったァ……。様子見しといて正解だったぜ!」

『離せったら離せよ!お前ら本当に何が目的だよ!!』

「これでオレも、十二鬼月に……!!」


こいつ、人の話しを聞かねぇ!!

聞けって言うの！



「姫様さえ、手に入れればコッチのもんだ。」

『はぁ？？』



私、いつの間にか”姫”になっているんだが。

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