転生して100回目…なのに!この世界の者は個性豊か過ぎて慣れないのだが【鬼滅の刃】

→ ページ24

戦うと言う言葉、前言撤回致しまする！！！

避けないと、ガチでヤバいんだけど!!


動き早っ?!


そして思い出した事があるんだ。


ずっと前に日本に転生した時に読んだ、鬼滅の刃漫画の世界だって、気付いたんだ。


後少しで終わる所で、事故にあって死んで、オチ知らないんだよ！

悲しいよ！



今こそ、究極魔法を使うときか……あーでもな……。


「蝶ノ舞……。」

『戯れでも使う気ですか。』

「良く分かりましたね。」


そりゃあ、漫画読んでましたから、なんて言えるかよ！


冷静になって……。


すると、ふと声がしたのだ。

私が今、守りたい人。



「Aちゃん！！！」

『！！』



あーもう！
使ってやる！


究極魔法＿＿＿＿火ノ鳥。


彼女……胡蝶しのぶに、赤く燃える鳥の型どった魔法が襲う。



『春未ちゃん!!』


空中に飛ぶ私が、春未ちゃんに手をさしのべる。

届くはずのない手を、伸ばす。


「届かないよ！……ふぇ？！」


彼女の体が宙に浮く。
これは私の力で浮いている。


そして、ギュッと彼女の手を握った。


さて……、胡蝶さんの方はどうだろうか。



「逃げると言うのですか。」

『私は、私の生き方をするだけ。ただそれだけです。私の存在は確かに、皆さんの敵ですが、村の皆さんの様に、差別しない人だっている。私は、人間の味方をする。』


春未ちゃんの手を握りながら、空高くへと上って行く。

今宵は満月。

我々を照らす、１つの灯りだ。









・









・









・



「これは、一大事ですね。皆さんと、協力が必要の様ですね……。」



追われる身の私達は、知らない。


いゃ、私が知らないのだ。




自分にある運命(さだめ)を。

→→←→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す