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『はっ……!!』


掛け布団と共に起き上がった。

此処は何処かと、辺りを見渡す。

微かにだが、鼻にツーンっとくるこの匂い……。
病院……?

いゃ、鬼の私が病院に居るわけない。

では此処は……。


咄嗟に、右手の感覚に気付いた。

右手の下に何かがある。
何だ……。


『本当に貰ったんだ……私……。』


確かに、私の手にある刀。
夢じゃなかったのか。


すると、ふわりと私の肩に何かが乗った。


「起きたんですね。」

『……!』


振り返れば、女の人がいたのだ。

いつ入って来たのだ。

私が刀に集中している時に、入ってきたと言うのか。


だとしても、私からすればホラーなんですけど。


「では、貴方に質問しましょう。」

『……?』

「貴方は、何人。人を殺しましたか?」


可愛かった声が、今は怖く聞こえた。

ただ、その答えは分かっていた。

自分でも分からないと。


『分かりませんよ。家族まで殺して、そして……あんなに良くしてくれた村の皆さんだって殺したのですから……。』

「まぁ、それは凄く辛かったでしょう……。」

『神は、私からどれ程……幸せを奪えば済むのでしょうか。さっき……聞けば良かった……。』



何言ってんだ、私。

そんなのこの人に関係無い。


関係あるのは、私だけなんだ。



「では、私と仲良くしましょう!」

『無理ですよ、そんなの。貴方まで、不幸になります。』

「そんなこと、分かりませんよ?」


私は、分かるんだよ。

ほっといてよ。


貴方に何が分かるんだよ。





私の何が……!!!



『ほっといて下さい。これ以上話す気などありません……。』

「そうですか……。では……、なるべく優しい毒で殺してあげましょう。」


そう言って、彼女は刀を抜いた。

鬼狩りだったのか。


これは、戦うしか無い。

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水神の狐@俺ナー☆(プロフ) - アリサさん» 教えて下さりありがとうございます! (2019年10月16日 7時) (レス) id: 5a6fe00bf5 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ(プロフ) - 水神の狐@俺ナー☆さん» 教える事は、ちょっと……。えっと、私のホームページ(コメ欄の下のURLから行けます)に一応載ってます。 (2019年10月15日 22時) (レス) id: 728c16d1eb (このIDを非表示/違反報告)
水神の狐@俺ナー☆(プロフ) - すみません!もう一個のほうのパスワードわからないんですが教えてもらうことって可能でしょうか? (2019年10月15日 20時) (レス) id: 5a6fe00bf5 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ(プロフ) - 私は私さん» 私も最初は思ってました← 調べれば出てきますよ。 (2019年9月17日 13時) (レス) id: 728c16d1eb (このIDを非表示/違反報告)
私は私 - ねぇ私も紅蓮華(ぐれんばな)かと思ってたんだけど… (2019年9月17日 3時) (レス) id: 5f38423e76 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アリサ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/arisa3/  
作成日時:2019年8月2日 11時

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