第49話 【姶良伊織】 ページ50
鞠山くんに連れられいつもの《カザぐるま》という居酒屋に来た
「生一つ!と…しゃちょーは?」
「日本酒と枝豆を!」
店員さんに注文し2人で喋る
「いや〜よかったですね〜猫ちゃんが無事保護されて…」
「そうなんだよねぇ…あ!前に鞠山くんが言ってた三河さんが実家にミルキィちゃん連れて帰った説?あれあながち本当だったらしいよ。三河さんの自宅がすごく片付いてて荷物がキャリーバッグに纏められていたんだ。」
「あーじゃあ捕まえるのがもう少し遅くなっていたら実家に逃げられていてより捕まえるのが困難だったと…いやー危ない所でしたねぇ」
そこでお酒とおつまみが運ばれてきた
「社長っていつも何ていう名前の日本酒飲んでるんですか?
「ん〜?雪苺っていうやつ〜おいしいよ〜飲んでみる?」
「いいんですか!」
鞠山くんに少し日本酒を注いであげる
「おー!日本酒って辛口飲しか飲んだことなかったけど甘も美味しいですね〜」
「おーわかるかい?甘口の良さ!」
もう若干酔いが回ってきたのかとてもホワホワした気持ちになる
すると
「遅れましたー!」
佐藤ちゃんが来店。僕の隣に座る
「おおー佐藤ちゃん、早かったな
「佐藤ちゃんお疲れ」
「あ…はい!お二人もお疲れ様でした〜
「なんか頼むか?」
「あー…とりあえず生一つ!」
そう言って枝豆に手を伸ばした佐藤ちゃん
あと2人くるはずだがなかなか来ないな
なんて思いながら酒を飲み続ける
佐藤ちゃんもビールが来て見てるこちらが気持ちがいいほど飲み干していく
「いやぁ…若いねぇ」
「そういう社長もまだ三十路にもなってないじゃないですか…俺なんかもう42…(泣)」
鞠山くんもぐびっと飲み干す
そういえば…
「2人ってお付き合いしてる人とかいないの?」
「「ブッ!」」
なぜか二人とも一斉に吹く
してはいけない質問だったか?もう少し酔いが回ってからするべきだったか?
「ゲホッゴホッいきなりどうしたんですかっ!」
「そんなに慌てるってことは図星?」
「いや俺はもうとっくに諦めてるよ…な!さとーちゃん!」
「で、ですよね…あは、あはははは」
「アヤシイ…」
さらに問いただそうとすると
「遅れました〜!」「ました。」
宮嶋くんと留芽くんが来店
「「「お疲れさまー!」」」
鞠山くんの隣に座る宮嶋くんと
佐藤ちゃんの向かいに座る留芽君
少し佐藤ちゃんが嬉しそう……あ
なるほどね…
「鞠山くん…僕は気付いてしまったよ」
「あらら…」
まだまだ夜は長そうだ
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マリー(プロフ) - 望月薫さん» アイラ探偵事務所の創立年数と7です! (2016年9月14日 23時) (レス) id: d04a2a0312 (このIDを非表示/違反報告)
望月薫(プロフ) - 参加遅れてすみませんでした。パス今さらかもですがお願いします。 (2016年9月14日 23時) (レス) id: fb12865259 (このIDを非表示/違反報告)
マリー(プロフ) - 終わりました〜続編作ってきます! (2016年8月30日 10時) (レス) id: 9b8004e58c (このIDを非表示/違反報告)
マリー(プロフ) - 更新してきやす! (2016年8月30日 8時) (レス) id: 9b8004e58c (このIDを非表示/違反報告)
マリー(プロフ) - …ごめんなさい…ムリでした… (2016年8月30日 5時) (レス) id: 9b8004e58c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マリー x他2人 | 作者ホームページ:この作品の作者は画面の目の前の君!君だよ!
作成日時:2016年8月19日 17時