第39話 【姶良伊織】 ページ40
「…真相は…
会社の金を横領した西本様と共犯の三河さん
2人でお金を山分けする予定だったが西本さんがその話を無しに
ついでに解雇まで…ね
それを恨んだ三河さんが西本様の自宅に侵入し、ミルキィちゃんを誘拐…
こんな感じかな?」
全社員を社長室に集め真相の整理をする
社長室のコタツの上に鎖で縛り上げられている三河が首をブンブンと縦にふる
「いやぁ…全て吐いてくれてありがとうございます!まぁうちの社員が強制的に言わせたのかもしれないですけどもね…」
主に留芽君。
「お陰で我が探偵社は50万円がっぽり儲けー」
「られませんね。」
風邪から復帰した綿屋ちゃんがつぶやく
「だって西本さんもこいつと一緒に逮捕されちゃうんでしょう?」
ちらっと三河の方を見ながら言う
「あ!じゃあこんなのは?」
眠そうにしていた紺野君が閃いたように喋り出した
「西本さんと三河さんが事件起こしたってなると西本さんの事務所が倒産する可能性があるじゃん。それで、ほら一応この事務所って警察と仲がいいじゃない?だからこの事件の事を警察に公にしないで黙っててもらうの。そしたら西本さんの事務所が倒産することはないから事務所から謝礼金をもらうっていう」
……
「いい案だけど…それってうまくいくのかい?」
「Oh!by the way!そこに交渉しに行くのに適任なladyがいるわよ?」
瑛里ちゃんがよく通る声で言う
「ね!夏津!」
「えぇ!わ、わたし!?」
「え?なんで東條ちゃん?」
全然関係なさそうなのに?
「…えっと私…事務所の人に知り合いがいるんです…」
…それなら納得!
「じゃあ東條ちゃんと…瑛里ちゃんが西本さんの事務所に交渉しに行って
…僕と千春で警察に交渉に行こう」
「え!いいのですか!」
「うん!今すぐ支度して、途中でなんかお菓子みたいなの買ってたほうがいいかも…」
「All right!」
僕は買いに行くのめんどくさいからパティスリーハナのマカロン持っていくけどね
マコロンの箱を持ったところで気付く
「なんでここにタバスコが置いてあるんだい?マカロンにタバスコかける物好きがいるのかい…?」
箱の隣にはタバスコの瓶が置いてあった
「あぁ!お兄様!そんなことより早く向かいましょう!」
慌てたように千春が僕の背中を押す
…千春がその物好きか…
今度辛いお菓子を買って来てやろう!
→→→→→→
第40話 【姶良伊織】 依頼1解決!→←第38話【如月青葉】
10人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マリー(プロフ) - 望月薫さん» アイラ探偵事務所の創立年数と7です! (2016年9月14日 23時) (レス) id: d04a2a0312 (このIDを非表示/違反報告)
望月薫(プロフ) - 参加遅れてすみませんでした。パス今さらかもですがお願いします。 (2016年9月14日 23時) (レス) id: fb12865259 (このIDを非表示/違反報告)
マリー(プロフ) - 終わりました〜続編作ってきます! (2016年8月30日 10時) (レス) id: 9b8004e58c (このIDを非表示/違反報告)
マリー(プロフ) - 更新してきやす! (2016年8月30日 8時) (レス) id: 9b8004e58c (このIDを非表示/違反報告)
マリー(プロフ) - …ごめんなさい…ムリでした… (2016年8月30日 5時) (レス) id: 9b8004e58c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:マリー x他2人 | 作者ホームページ:この作品の作者は画面の目の前の君!君だよ!
作成日時:2016年8月19日 17時