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「ハハハッ！いやー、大変ね、まつもっさんも」
「ホントだよ。ニノ助けてよ」
冗談めかして言って、2人で笑った。
「まーくんの体調はどんな感じなの？」
「うーん。断られ続けて精神的に辛かったのが体調にも出ちゃってる感じかな。それに色んな歯医者に行ってた疲れも出てると思う」
「そっかー。しんどかったね、まーくん。それなら1週間ぐらい入院して集中的に治療したらいいんじゃないかな。何回か往復するのは大変すぎない？」
「うん、大変だけど…そんなことできるの？入院は可能なの？」
「今、空き病床があるから調整できるみたいだよ」
願ってもないことだった。
「とりあえず、まーに確認してみる。また掛け直すわ」
「了解」
雅紀の部屋に戻り、入院しての治療が可能であることを伝えると智が1番安心したようだった。
「遠くまで何度も行くのは大変だと思ってたからさ、良かった〜！良かったね！まーちゃん！」
入院と聞いて雅紀は少し動揺したけれど、智にそう言われて入院が1番自分の身体にとって楽な方法だと気づき、入院をすぐに受け入れられた。
「1週間入院したら、生田先生と仲良くなれるかな？」
「雅紀はいい子だからすーぐ仲良くなれるよ。ニノとも仲良いみたいだし雅紀も友達になれるよ」
「もし仲良くなれたら、こっちで先生が病院開いた時にウチでパーティーしたい！」
「いいね！まーちゃんの退院祝いも兼ねてしたら最高だね」
いつもは憂鬱な入院だけど、ほんの少しだけ楽しみになってきて、笑顔が出てきた。
その笑顔を見て、3人は大丈夫と思えた。
二宮に入院の手筈を整えてもらうことになった。
「雅紀、家帰るでしょ？」
「いいの？点滴…」
「いいよ。一旦外してまた家で繋ぐよ。病院行く時も点滴の針は刺したままにして、病院で刺し直さないでいいようにしておこうな。痛いの嫌だもんな」
幼い頃から数えきれないほどの点滴を受けてきた雅紀は血管が細くて、慣れた医師でないと点滴が入りづらく、何度も針を刺されて腕が青くなってしまうこともしばしばだった。
「ありがとう、翔ちゃん」
留置針を固定するガーゼテープに、松本がファイト！と書かれたクローバーのシールを貼ってくれた。
「わあ！松潤、大好き！！」
抱きついてきた雅紀を引き離そうとしたけれど、触れた身体が熱くて松本はそのまま雅紀の背中を撫でた。
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蛍(プロフ) - 今頃読みました！更新ありがとうございます！うれしい！元気なまーくん、ニノも元気にお医者さんしてる…嬉しくて一気に読んじゃいました。本編はまたゆっくり、いつまでも待ってます！ (2022年5月30日 19時) (
レス) @page29 id: 1a848003a8 (このIDを非表示/違反報告)
いずみ(プロフ) - あのひさん» そう言って頂けてとても嬉しいです。そうですね！翔ちゃんとたくさん話が弾んだかなと思います！気まぐれにまた番外編を載せるかと思いますので、その時はよろしくお願いします。 (2022年4月20日 22時) (レス) id: d2293ee81b (このIDを非表示/違反報告)
いずみ(プロフ) - *ｈａｎａ*さん» こちらこそ、コメントありがとうございます！また優しいお言葉嬉しいです。これからもよろしくお願いします。 (2022年4月20日 22時) (レス) id: d2293ee81b (このIDを非表示/違反報告)
あのひ(プロフ) - 久しぶりに仲間たちに会えて、とっても嬉しいです！番外編、得した気分です♪翔ちゃんとの帰り道も楽しそうですね。 (2022年4月19日 21時) (レス) @page29 id: 2bf0d880c6 (このIDを非表示/違反報告)
*ｈａｎａ*(プロフ) - なんて素敵なお話、読ませて頂き本当にありがとうございます！ 幸せそうな雅紀くんに、こちらまで最高に幸せな時間を堪能できました。本編のほうは、ゆっくりゆーっくりお待ちしております(*^ ^*) (2022年4月19日 10時) (レス) @page29 id: aade336626 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いずみ | 作成日時：2022年4月18日 22時
