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MRIを撮影した。
彼女を病室に帰し、1人MRI画像のチェックに入る。
ん？
脳に腫瘍があるように見えた。まだ小さいが場所が良くない。
グリオーマ、つまり脳腫瘍で、グレードは2といったところか。
早期手術の必要性は低いけれど、稀に急速に悪化して、あっという間にグレードが3に上がることもあるな。
手術して、化学療法がベストだ
と、一般的な患者と同じように考えてしまった。そこで思い出す、彼女は入院しないんだった。できないんだったということを。
この状態を知りながら、彼女を家に帰すなんて。ああ、いっそ検査をしないほうが良かったのかもしれないと思った。
いや、自分の診断が正しいとも分からない。
そう思い、脳神経内科に連絡した。
「すいません、脳外科の櫻井です。二宮先生、いらっしゃいますか」
「お待ち下さい」
しばらくして、彼が電話に出た。
「はい」
「ごめん、ニノ。今、大丈夫？MRI室に来られる？」
「了解です」
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いずみ(プロフ) - meiさん» 初コメント下さり、ありがとうございます！嬉しいです！これからもよろしくお願いします！！ (2020年2月7日 16時) (
レス) id: 9c1572c021 (このIDを非表示/違反報告)
mei(プロフ) - 感想書かせていただきます！！ほんとに心が暖かくなる作品だなーと思います！！これから主人公がどうなるのかなーとワクワクしながら更新待っています！楽しみです！頑張ってください！！ (2020年2月7日 14時) (レス) id: fd406e97dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いずみ | 作成日時：2020年1月24日 14時
