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「翔ちゃん、お疲れ〜！」
同僚の看護師の相葉ちゃんだ。
相葉ちゃんは、大学の1学年下の後輩。といっても、彼は看護学部だから学部が違うが、同じダンスサークルだったことから、付き合いが長かった。
相葉ちゃんは俺に対してずっと敬語だったけれど、いつ頃からか、そんなものもなくなり、友達同然の関係になった。
それでも、オンモードでは必ず「先生」と呼ぶし、敬語。ま、みんな後輩はそうなんだけど。
「おう！お疲れ！相葉ちゃん今日夜勤なんだ」
「そうなの。何にも起きないといいんだけど」
彼らしい優しい笑顔でそう話す。
「俺の担当は急変しそうな人はいないよ。いつもの見回りだけで大丈夫そうだから」
「そっか。よかった。ありがとね！気をつけて！また明日。」
「ん、また」
1日の業務を終えて、一息つき、ハンドルを握る。
脳神経外科の医師になって、もう10年以上経ったが、仕事は緊張の連続で、1日が終わるとほっとする。
通い慣れた道を走ること数分、いつもの交差点を右折してすぐに、工事をしていて、交通整理の人に迂回するよう指示された。
「あー、そうだった。ここ今日工事だった」
家に続く道に出るために、いつもは入らない住宅街の道路を進んでいく。
道は細くて、通り辛い。
工事予定の看板が前から出ていたのを思い出し、一本手前の大通りを行けばよかったと後悔しながら運転していた。
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いずみ(プロフ) - meiさん» 初コメント下さり、ありがとうございます！嬉しいです！これからもよろしくお願いします！！ (2020年2月7日 16時) (
レス) id: 9c1572c021 (このIDを非表示/違反報告)
mei(プロフ) - 感想書かせていただきます！！ほんとに心が暖かくなる作品だなーと思います！！これから主人公がどうなるのかなーとワクワクしながら更新待っています！楽しみです！頑張ってください！！ (2020年2月7日 14時) (レス) id: fd406e97dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いずみ | 作成日時：2020年1月24日 14時
