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お話 50 ページ5
｢やっぱ、紫織ちゃんだよね！！｣
｢……。紫織ちゃん？｣
｢知らないの？！ そうだよ！！ 帰ったら検索してみて！！ "朝倉紫織"って！｣
学校に行くといつも、私の話題。
嫌じゃなかった。
見られてる。
必要とされてる！
そう、感じれるから。
｢ねぇねぇ！！紫織ちゃんって、お兄さんと弟がいたんだって！！｣
｢え？！ 男に囲まれた生活してたの！？ すっごく女の子らしいから、お姉さんがいると思ってた！｣
声優として売れてきている兄 朝日奈椿と朝日奈梓
私の苗字をとって、朝倉風斗として売れてきている弟。
まだまだ沢山の兄弟に囲まれてるけど……。
それでも、兄のことも知ってもらえて嬉しかった。
なのに……
大人って卑怯と思わない？
友達だと思ってたのよ？
裏切られた。
私は何もやってないもの。
よく、嘘なんて吐けるわね。
気持ち悪い。
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杞鞠(プロフ) - かなとさん» すみません。ありがとうございます (2019年6月9日 16時) (
レス) id: c7dd7038ee (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年6月9日 16時) (レス) id: b946a130ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杞鞠 | 作成日時：2019年6月9日 16時
