【明治東亰恋伽】君が笑うから2【菱田春草】

64話 ページ23

少し学校を探検してみた。所々で色々ナンバされそうになったけど……。
私は、ある絵が目にはいった。
綺麗な絵だった。外国の人だろうか。
何処か抜けている所もある人のようだが、美しい。
紙もしっかりした。紙だ。


貴方「綺麗…。」

「そうだよね。」


急に話しに入って来たのでびっくりしてしまった……。
誰だろう、この人…。


？「驚かせてごめん。僕は、大観。君ってもしかして、噂の菱田のお手伝いさん？」


ここは、上手く誤魔化さないと…!!


貴方「はい。春草さんと知り合い何ですか?」

大観「僕の敵と言ってもいいかな。」

貴方「そうなんですか…。」

大観「君ってさ、菱田の恋人じゃないんだよね?」

貴方「そうですけど…。」

大観「じゃあ、僕の恋人にならならい？僕、君惚れたよ。」


はい、来ましたいきなりの告白ー。
正直困るんだけど。断る側として。


貴方「ご、ごめんなさい。私そういうのは、ちょっと…!」


私は、厄介な事にならないうちに逃げた。
そして、ある教室にたどりついた。
私はため息をした。
けれども。


大観「何々、ため息なんて。」

貴方「?!」

大観「うん、君の気持ちはよくわかった。それで、何でここにいるの?」

貴方「ちょっと、知人がここに用があると言うので、ついてきただけです。」


私は、そういうとまた一枚の絵目にはいった。
また、同じモデルだった。

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