【明治東亰恋伽】君が笑うから2【菱田春草】

42話 ページ2

翌日、私はレテの体？を探しに出掛けた。
残りわずかなのに……。
もっと、早く言ってほしかった!!!
そう思いながら、明治の町を走り抜けた。


貴方「で、どんな感じなの貴方の実体は?!」

＿＿あのな、そんなのどう説明しろって言うんだよっ?!

貴方「はぁ？それじゃあ、手掛かりも掴めないじゃん。」

＿＿逆に、それでいい。むやみに行動すると、奴に怪しまれる。奴は、我が来たのに感ずいてる。

貴方「え。」

＿＿奴は、妖怪なんじゃ。


妖怪＿＿昔から、何かあると妖怪の仕業とか言ってたっけ……。
おばあちゃんもそうだったな＿＿
ん？おばあちゃ……ん……?


＿＿どうした？

貴方「ううん、何でも。あっ!!黒猫っ!!!」

＿＿おい、そっちに行くなー!!

貴方「可愛い〜!」


猫かー、ずっと飼いたかったんだよなー。
連れて帰ったら鴎外さん、何て言うかな……。


＿＿まさか、連れて帰るのか?

貴方「駄目…かな……?」

＿＿知らん。ちゃと、自分でお世話すればいいんじゃない？

貴方「そっか！そういう方法かがあったか!」


私は、楽しみになったので、急いで帰っていった。
途中、『我の体探しはー?!』とか、レテに言われたけど、無視して、帰って行った。

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