MargueriteBoy♭-第8章-

story ページ31

彼の笑顔を、楽しそうな彼を。

最後に感じたのはいつだろう？


思えば電話もこの間会った時も、大好きな笑顔なんて１度も見なかった
その笑顔を奪ったのは誰なんだろう‥

その答えは‥あまりにも簡単すぎた


奪った私がその笑顔を取り戻すために私がすべきことは何なんだろう

私の気持ちを押し付けること？

ふと、頭を霞めるのは以前の収録で見た例の彼女に向けた笑顔で。
私がすべきことは自ずと出る、、

頭ではわかるけど心が追いつかった‥


ステージに間奏が流れて次の曲が始めるのがわかった
出てきたリョウクさんが歌い始めた

story...

ソンミンおっぱも出てきて素敵なハーモニーを奏でた
歌詞が今の私に染み込んだ

涙が止まらなかった
liveで泣いてる人なんてきっと自分の他にもたくさんいて不思議なことではないだろう
ただ嗚咽するほどに泣くから隣の方が２人のペンだと思ったのか

『大丈夫ですか？いい声ですね＾＾』

優しい声で背中をさすってくれた


“一人じゃないから
私がキミを守るから
あなたの笑う顔が見たいと思うから
時がなだめてく
痛みと共に流れてく
日の光がやさしく照らしてくれる ”


すべての歌詞が私に染み込んで、、サビが今の私には痛すぎた‥

けど、頭でも心でも‥理解した

大好きな笑顔を取り戻すために私がするべきこと
どんなに私にとって辛いことだとしても‥

それが尊いものだと信じ‥

時がなだめてくれると、、信じよう‥


‥私には私だけのstoryがあると信じて、、


――――――――――――――――
「story」 リョウク＆ソンミン

限られた時の中で
どれだけのコトが出来るのだろう...
言葉にならないほどの想いを
どれだけアナタに伝えられるのだろう....

ずっと閉じ込めてた
胸の痛みを消してくれた
今 私が笑えるのは
一緒に泣いてくれたキミがいたから

*)1人じゃないから
キミが私を守るから
強くなれる もう何も恐くないヨ....
時がなだめてく
痛みと共に 流れてく
日の光がやさしく照らしてくれる

説明する言葉も
ムリして笑うコトもしなくていいから
何かあるなら いつでも頼ってほしい
疲れた時は 肩をかすから

どんなに強がっても
ため息くらいする時もある
孤独じゃ重い扉も
共に立ち上がればまた動き始める

*)繰り返し

時に人は傷付き、傷付けながら
染まる色はそれぞれ違うケド
自分だけのSTORY
作りながら生きてくの
だからずっと、ずっと
あきらめないで...

*)繰り返し

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