MargueriteBoy♭-第8章-

暖かい雰囲気 ページ16

驚く会場にゆっくりと話し始めた

YJ「台本が変わったんですけど、対して変わらない人や出番が減った人もいまして‥より大変になった人もいまして監督も認める１番苦労した人がここにいるソヨニなんですけど‥笑」

ソヨニ‥私の役名を口にしたことによって視線が私に集まった気がした

司会者「そうなんですか？」

「えっと、皆それぞれ大変だったと思いますし皆さんがサポートして下さったので‥」

あんなに協力してもらっておいて大変でしたなんて言える訳がない


YJ「笑 初日もこうだったんですよ、大丈夫か？と聞いたら大丈夫ですって言うんです、Aの台詞の中国語が格段に増えていてどう考えても大丈夫じゃないのに笑」

司会者「Aさんは母国は日本？ですよね？中国語がもともと出来るんですか？」

「いいえ‥」

YJ「ね、どう考えても大丈夫じゃないじゃないですか笑 以前留学してたことがあるんで教えるよ、そう言って勉強が始まったんです」

司会者「その時の写真がこれだと？」

YJ「はい、Aずっと家に帰ってないんですよ」

服を何度か取りに帰ったと話すとそれしか帰っていないという事実に驚かれた
そこから、ご飯を食べる時でさえ台本を離さなくて、寝ろと言わないと寝ないと、、
これが、うたた寝してしまっている時の写真だと話された


YJ「撮影が始まってからずっとピンッと糸が張ってる状態だと思うんです、わかります、自分の穴が開けられないということはもちろん、でももう少し俺たちに話してくれてもいいと言いたかったんです」

「ユンジさんには話してる方だと思う、俺らにはいつも大丈夫ですってそう言うんです、しっかりしてるとは思うんですけどもう少し頼って欲しいです」

「このグループの可愛いマンネですからね、年上に頼ってもらいたい＾＾」

いつも教えてくれるユンジさん、
声をかけてくれてた２人がそんなこと思ってたなんて知らなくて目の前が涙で歪んだ

司会者「皆さんの話を聞いてどうですか」

そう聞かれたところで言葉に詰まって答えられなくて、、


YJ「ウリソヨニ泣くな〜＾＾」

頭をポンポンと優しく撫でてくれた

「‥この現場に入れてよかったです＾＾」

そう笑って答えると３人が笑顔を見せてくれた

司会者「えー、じゃあ今日もこれから撮影かな？」

YJ「今日はもうないんです、Aも久しぶりに家に帰れます＾＾笑」


最後はクスクス笑って、暖かい雰囲気の中撮影が終わった

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