仔犬 ページ3
仕事を終えて夕方にはバタバタ帰宅した
なんとかひょくより先に帰れたようで急いでお粥を作ってると
「ただいまー…」と帰ってきたひょくは朝より少しだるさが増したようにも見えた
ひょくにも冷えピタを、と冷蔵庫から取り出してしまった…!と思った
ぬるくなると取り替えてくれた冷えピタの残りが一つになっていて買ってから帰ってこよう、と
朝思っていたことを帰宅間際には早く帰らなきゃ、頭の中がそればかりですっかり忘れてた…
出来上がったお粥の前に並べて、座ったひょくに
「ひょく、これ貼って」
手渡すと、ん。と前髪をあげた…
貼って欲しい、ということらしく貼ってあげるとニコニコと満足したよう。
「ひょく、ご飯食べてて?^^」
少し肌寒くなった秋の夜空に軽くジャケットを羽織っていこうと手に持つと
え?という顔が不安げに曇って、それは気付いてたけどすぐ帰ってくるから。
「ちょっとコンビニ行ってくるね^^」
お財布と携帯だけ持って玄関に向かおうとすると……付いてきた
パタパタ…から、とたとたと歩みを遅めると後ろから聞こえてくる音も同様に遅くなって…
とたとた……ピタ、と止まると、後ろの足音も止まった
「笑 ひょく、すぐ帰ってくるから。」
くるりと回転すると後ろを振り向くと急いで付いてきたのかレンゲを持ったままのひょく…
その姿が可愛くて、ついクスリと笑ってしまった
そう言ったのに歩き出すと聞こえてくる足音……まるで仔犬。
「そこのコンビニ、わかるでしょ?すぐだから、ね?」
「俺も行く」
心配?寂しい?そう思うけどきっと両方
だけど後者はいつもより強く感じているのかもしれない
私も昨日まで肌で感じてた人恋しさ。だけど…
「上着持ってきてないでしょ?寒いから駄目。」
日中は上着もいらないくらいの寒暖差の激しい気候
薄いTシャツだけなんて悪化してしまうのが目に見えてるのに…
「俺も行く…!」
……うーん。
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ヒョコ(プロフ) - 了解しました!楽しみに待ってます。ありがとうございます。 (2015年11月23日 0時) (レス) id: c99aadba13 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ(プロフ) - ヒョコさん» ひょこさん、こんばんわ初めまして^^申し訳ありません…手直し中のためPWで見えなくさせていただいていますが直し次第すぐに公開させていただきます!お待たせしてもうしわけありません…よろしくお願いしますpq (2015年11月22日 21時) (レス) id: f5657cc29d (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ(プロフ) - さくさん» さくさん、初めまして^^コメントありがとうございますpqそしてPWなのですが…今15章を修正中なので終わり次第全体公開します!ので、もう少しお待ちいただければと思いますpqすみません…これからもよろしくおねがいします!!^^ (2015年11月22日 20時) (レス) id: f5657cc29d (このIDを非表示/違反報告)
ヒョコ(プロフ) - こんにちは、いつもこっそり、覗かせていただいてます。続きが読みたいのですが、パスが分からず…お手数ですが、教えていただけますでしょうか?続きが気になり、うずうずしてます (笑)宜しくお願いします。 (2015年11月17日 19時) (レス) id: c99aadba13 (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - ぽむさん初めまして!さくと申します!この小説に出会い毎日読むのが楽しくて、ぽむさんのファンになりました!!続きを読ませていただきたいのですがパスワードが分かりません。教えていただけないでしょうか?よろしくお願いします! (2015年11月11日 0時) (レス) id: 789ffd83d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽむ | 作成日時:2013年9月18日 6時