【wrwrd!】お米食べてどうぞ。２【男主】

４７、これが青春ですか！！ ページ3

『これとかどうよ』

sp「ちょっと派手じゃないですか？」

『そ？似合うと思うけど』

無事にショッピングモールに着いた俺たちはお洋服を見てます。ショッピとショッピング……すいません殺してください

『スタイル良いから何でも似合いますわ〜』

sp「Aさんもいいじゃないっすか」

『ウッソお世辞〜〜！？どんだけ〜〜！！』

なんで俺こんなI〇KOみたいなテンションなんだろう。あ、いつもか！えへ！
人の服選ぶのめっちゃ楽しいな〜って思いながらお店を巡回していると、ふと一つの服が目につく。

『…あ、これ』

sp「…ん、いいっすねこれ。試着してきても？」

『あ、どぞ』

偶然にもショッピのお眼鏡にかなったらしく、彼は洋服をもって試着室へ消えていった。
ちょっと弾んでる？？表情に出にくいけど態度にすごい出るんだ可愛いね！

sp「…どっすか」

『好き(突然の告白)』

ちょっと待ってたらショッピが試着室から出てくる。ちょっと待ってめちゃくちゃ似合う。何も考えずに告白してしまった。悪い癖だね！(キャピッ)

『めっちゃ好き。似合う。この服は君のために作られたといっても過言ではない』

sp「めっちゃ褒めてくれるじゃないですか。買います」

『えっ、チョロい。心配なる。』

チョロピくん。
その後も俺がオタクのような語彙力で褒めまくるのでなんだかんだ全身買ってしまった。
帰り際、紙袋を持ったショッピがホクホク顔してる。可愛い。

sp「いや、助かりました」

『いーってことよ。満足？』

sp「はい。めちゃくちゃ。

…Aさん、どっか行きたいとこないんすか。付き合いますよ」

『連れてってくれんの？』

sp「まぁ」

お礼のつもりなんだろうな…気にしなくていいのに。俺今日すっげえ楽しかったけど。
でもまぁそれじゃあ気が済まなそうだし。

『ん、じゃあ…そうだな、海』

sp「海…ですか？」

『そう。夕方の海に行きたい』

sp「わかりました、行きましょ。今から行けば沈むの見れますね」

荷物だけ持っててもらっていっすか。と渡された紙袋を抱えて再度ショッピの後ろに跨る。
俺が掴まったのを確認すると、バイクは動き出した。ひゅ〜、慣れないなぁ！怖い！

sp「…なんで海に？」

『…ん〜。ショッピと見たかったから(はぁと)』

sp「…ふは、なんすかそれ」

ふざけて照れ気味(大根演技)にそういうと、ショッピが噴き出す声が聞こえた。
楽しそうに笑う声に俺もつられて笑う。


一緒に見た夕日はめっちゃ綺麗だった。

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