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きゅーわ! ページ10

じーっと眺めていると、こんのすけが口を開いた。


こんのすけ「ややっ!A殿。初めてでこれは凄いですぞ…!!3時間も待てませんからね!手伝い札を使いましょう!」

なんでも時間を短縮してくれるものらしい。私もぽんぽんと、手伝い札を渡していく


あっ、…嬉しそうに跳ねるのね…。妖精さんったらもうかわいい。。


そうして、出来上がった刀達を見ていけばそれぞれ違うことに気がつく。


『どんな姿、しているのかな…。気になるなぁ…』

ぽつりと呟いた言葉に反応するようにこんのすけは言った。


こんのすけ「その刀に、触れてみてください…!そうして霊力を流し込むようにすると顕現してくれます!」


さっきみたいな感じかな…。
まずは、と小さい刀に触れてみる


すると、花弁が舞いながら青くてふさふさとした髪の毛の小さな子が私の目の前に姿を現した。


「僕は小夜左文字。…あなたは誰かに復讐を望むのか…?」

すこしだけ、殺意のようなものを感じる。

自分よりも少し小さくて、自分では見下ろす感じになってしまう。これでは恐怖心を煽ってしまう。と思ってしゃがみこむ。


『はじめまして。小夜左文字くん…かな。私はAって言うの。もそんな時期はあった。でも…、今はあなた達に出会えて私は今幸せだからさ。小夜左文字くんにも笑って欲しいな。それじゃあ、だめかな』


ありったけの想いを伝えてみる。
自分の高校選びにまだ成功したとは思えてない、そんな自分が憎たらしい時期もあったなんて恥ずかしい話だけど。

すると彼は驚いた顔をする。
それでも、私の方を見て

小夜「…今はそれでもいい。必要な時は手伝う」

と言ってくれたんだ。私のこの思いを、小さな彼は受け入れてくれた。

こんな私でも。一緒にいてくれるんだなって。



『ありがとうね、これからよろしくね。小夜ちゃん』
柔らかな頭を撫でて、ほほ笑みかける。

小夜「うん。…よろしくねA。」
そうすると、小さく微笑みを浮かべてくれる彼の姿を見ることが出来た。


やっぱり、美しいんだな…。


山姥切「…Aからは、ただならぬ何かを感じる。」


こんのすけ「私もそう思っておりました。あの鈴の音のような美しい声。そして優しいお心。」

山姥切「…俺たちより、全然小さいのにな。」
小夜「…僕よりも年齢が下だからね。それでもあんなにしっかりしているなんてね。」

そしてこの会話は…、また小さくて少し大変な出会いが始まろうとしている第1歩だった。

じゅうわ!→←はちわー!



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ひなちゅ(プロフ) - こだぬきさん» ヒェー!!嬉しいです。゚(゚^ω^゚)゚。しっちゃかめっちゃかになってたりしてて不安だったのですがそう言って貰えて、本当に嬉しいです。これからもこの作品をどうぞよろしくお願いします・・・!!! (2019年5月7日 22時) (レス) id: 1ac6d2fcee (このIDを非表示/違反報告)
こだぬき(プロフ) - お話読ませて頂きました!刀剣男士みんな可愛いです…(*´ω`*)そこに、コナン君達がどう関わっていくのか今から楽しみです!また遊びに来させて頂きます! (2019年5月7日 22時) (レス) id: 680cc78f50 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひな | 作成日時:2019年5月3日 2時

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