検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:79,918 hit

ななわ! ページ8

そうして、私の目の前に差し出される、5振りの刀
説明をされたけど、ろくにわたしはきいていなかった。


なぜだか分からないけど、私はこの子しかいないと直感で思ったのかとある刀に触れていた



その瞬間急に桜の花びらが舞った
そうして姿を現したのは。白い布を被ったきれいな金色の髪の男の子。



その男の子は、私を見て口を開いた。


「俺は山姥切国広。…なんだその目は、写しというのが気になると?」

この世を全て暗く見ているような。そんな瞳
そのエメラルドグリーンで素敵な瞳が穢れなく見えないだろうか。なんて思ってしまう。

『え、写し…?』
率直に思ったことが声にでる。
でも、写だとは思えない美しさだ、それに神様に写なんてあるのか。



「あんた、…何故俺を選んだんだ。」
先程の発言により、不信感の高まる目、そして彼は眉を下げてさらに悲しそうな表情をした。


神に対して、不躾だったよな。
見上げる形を取りながらも、私は慌てて伝える。



『…ごめんなさい。先程の発言は不躾でした。でも…あなたが写しであっても、あなたは一人しかいないの。それに、私の初期刀はあなたしかいないって私は直感で思った。』



ちょっときざすぎたかな。それでも頬を染める相手が見えて。安心したように笑みが漏れる


「っ…!!き、きれいとか、…いうな…!」

心無しか、ちょっと嬉しそうなの。

『私はね、Aって言います。これからよろしくね。』

「…よろしく頼むぞ。」



少し照れくさそうに頬を染めてふいっと顔を逸らす彼の表情には、先程とは違って悲しそうな表情はなかった。澄んだエメラルドグリーンの瞳が私を見つめる。


そんな貴方がどうも可愛らしくて。私はひとりじゃないんだって。痛いほど感じた。




はじめまして、ひとりじゃない世界。
これからはもっと賑やかになるんだよね。


1人の世界に。さようなら。

はちわー!→←ろくわ!



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (77 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
261人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ひなちゅ(プロフ) - こだぬきさん» ヒェー!!嬉しいです。゚(゚^ω^゚)゚。しっちゃかめっちゃかになってたりしてて不安だったのですがそう言って貰えて、本当に嬉しいです。これからもこの作品をどうぞよろしくお願いします・・・!!! (2019年5月7日 22時) (レス) id: 1ac6d2fcee (このIDを非表示/違反報告)
こだぬき(プロフ) - お話読ませて頂きました!刀剣男士みんな可愛いです…(*´ω`*)そこに、コナン君達がどう関わっていくのか今から楽しみです!また遊びに来させて頂きます! (2019年5月7日 22時) (レス) id: 680cc78f50 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひな | 作成日時:2019年5月3日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。