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28羽。 ページ30

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田中「なっ!?めちゃくちゃスムーズな速攻じゃねぇか!!」


吉川「おっ、お前ら!なんだよ!!びっくりしたなぁ!」


梶本「そんなに驚くことないでしょ?普通に普通の速攻だよ」


「せやで。…本田、すまん強引に入ってしもた」


本田「いや、大丈夫。お前が来るの見えてたから」

「あ、ほんま〜?よかった〜」



吉川「いやよかった〜じゃねぇよ!!なんだよ!!さっきまでと動きが違ぇじゃねぇか!!」


田中「おうおうおう!!そうだぞ1年坊主!!なんだよ、さっきの!1セット目と全然ちげぇじゃねぇか!!」



「えー?いやぁ、梶本がすげぇから合わせてくれたんすよ」


梶本「違うでしょ」



「…ん?」



梶本「違うでしょ。なぁそろそろ言いなよ。本当は



ーーガラガラガラッ



?「はぁはぁはぁ…おいっ…」


勢いよく体育館の扉が開いた



日向「か、影山!?」


縁下「えっ影山早くないか?今日の午後着くはずじゃあ…」



影山「新幹線、早いのに変えてもらいました」


烏養「はぁ!?お前、向こうさんに迷惑かけてねぇだろうな」


影山「かけてません!


ってそれより、おい、お前」


ズンズン歩いてくる影山さん。


「(セッター魂って…まさかそのTシャツで東京歩いたんか…?)」



ずっと眉間にしわ寄せたまま歩いてきた影山さんが向かう先は



「えっ、僕?」



影山「違うだろお前」


「…えーっと?」


影山「何やってんだお前」


月島「王様、主語がないからぜーんぜん分からないんだけど」



影山「…宮さんから聞いた」



あぁ〜やっぱり影山さんやん。



日向「宮さん…って、双子の、あの、片っぽか?」

田中「影山が会うってことは、セッターの方だよな」





影山「お前、セッターだろ」





「「「…え?」」」





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作者名:つな | 作成日時:2019年8月29日 0時

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