10羽。 ページ12
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成田「なーなー縁下。1ね…じゃなくて、2年、は？」
木下「あー。やけに静かだなぁと思ったらあいつらがいないのか」
部員はまだおるのか。
まぁそうか。見覚えのあるやつが全然おらんもんな。
縁下「あーっと。山口は委員会、月島は日直、影山と日向は掃除って言ってたかな」
木下「影山と日向の掃除はちゃんと綺麗にできるんだろうか…」
成田「まぁ…あいつらだけじゃないだろうし…」
吉川「あっ、あの！！
練習、一緒にさせてもらっても、いいですか？」
縁下「ん？あーいいよ。ちょうどあいつらまだ来ないし、人足りないしね」
吉川「あざーっす！！！
ほらかず！！早くやろう！！」
真司がチラッとこちらを見たが、すぐ逸らされた
縁下「未鳶、お前はいいの？」
「あー…僕はいいっす。今日は、見てるだけで」
縁下「ふーん…ま、気変わったらおいでね」
ほらーストレッチ始めるぞ〜と縁下さんが声をかけるとわらわらとみんなでストレッチを始めた。
僕はその様子を、入り口の横に座って、ただただ眺めていた。
ーーーーー
ちょうどランニングが始まる頃
？「遅れました！おはよーございます！」
？「…はざーす」
縁下「おぉ、おつかれ。
山口、月島」
山口「すみません、委員会長引いてしまって…」
縁下「仕方ない仕方ない！今からランニングだから、2人ともストレッチしてから合流してな」
山口「はいっ！」
月島「はい」
月島さんと山口さん。
この2人は2年生なんやろな。さっき遅れてくる言うてたうちの2人。
で、
「…ブロックの要な変人速攻キラーとジャンフロのリリーフサーバー」
記憶の中でカチッとハマった人物像。
僕、人覚えるの、得意やねん。
月島「…」
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作者名：つな | 作成日時：2019年8月29日 0時
