甘々なオレンジといちごはどーですか？ar×ym

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ym said

待ちに待った大ちゃんとのお出かけする日。
知念達はデートっていうけどそんなことは絶対ないでしょ。
俺の一方的な片思いなのに。


待ち合わせ時間は8時半。
ちょっと早く来すぎたかな……
そんなこと呑気に考えながら駅に着けばもうそこに大ちゃんはいて、なんというか、、、
かっこよくて直視出来なかった。

しばらくそこで固まってると大ちゃんが気づいたのかこっちに向かって手を振ってきた。


そこまで小走りで行けば


ar「おはよ！なんか山田かわいいな！」


さりげなくこういうことを言ってきちゃう大ちゃんってほんとずるい。


ym「〜〜///大ちゃんかっこいいね！早く行こ！」


思ってること素直に言ってみたけどどうだったかな。気持ち悪いとか思われてないかな、、


不安に思って大ちゃんの方にかおを向ければそっぽをむいててどんな顔してるかわからなかったけど、耳が赤かったのを俺は見逃さなかった。

･･･これって脈ありって考えてもいいのかな

なんて自分はポジティブ思考なんだと思う今日この頃だけど。



そこからの時間はもうあっというまにすぎてって映画を見たあとにお昼ご飯を食べて午後からはショッピングモールプラプラしたりお店に入って2人でなんか見て笑いあったりと秒速で進んでいった。

そして時刻はもう6時半。
そろそろ電車の時間も迫ってきていて、明らかにテンションが低くなる俺。


ar「……だ？…………や……山田？」

ym「あっ、ごめん、なに？」

ar「もうすぐ電車くるぞ！」


そっかもう来ちゃうのか。
大ちゃんとはこの駅でお別れだから俺は3駅1人。
3駅なんていつもは全然苦じゃないのに今はもっと大ちゃんと痛いと思うし、大ちゃんのことが好きって実感させられた。



･･･俺もっと大ちゃんのことが知りたい。
大ちゃんが俺の事好きじゃなくてもこの気持ち伝えたい。



ym「ねぇ、大ちゃん。」

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