甘々なオレンジといちごはどーですか？ar×ym

Episode１２ ページ35

◎ 切ない
◎ ar片思い
◎ ytym要素あり

ar side

JUMPでの仕事。
楽しみで幸せなんだな。メンバーに会うの。
あともう1つ


・・・大好きな山田に会うために


もう何年前の話になるのかな。
俺が山田のことが好きだと気づいたのは。
その時から俺はずっと山田と付き合いたいって思ってた。

でも１ヶ月前ぐらいだったかな。
山田と裕翔が付き合い始めたのは。
幸せそうにいつも楽屋で2人で話している。
その姿を見て何回泣きたくなったことか。


ar「おはよ〜」


1番最後に来るのはいつものことでもう慣れた。
挨拶すれば『おはよ』ってみんながいつものように返してくれて。
でもいつもとちがかったことがあったんだ。

それは、山田が俺の隣に来てくれたこと。


いつもなら裕翔の隣で2人でイチャイチャして正直見たくなかった。
だから今日はすごく嬉しいんだ。


ym「ね、大ちゃん。今日このあと空いてる？」

ar「おう、空いてるよ」

ym「久々に2人でご飯でも行こうよ。」


裕翔と山田が付き合ってから2人で食事なんて行ってなくて、俺は速攻でおっけーをした。



その後の仕事なんてもういちもより楽しくて楽しくて仕方がなかった。


撮影がおわって楽屋に戻ると


cn「りょーすけー！今日夜ご飯食べ行こーよー」

ym「わり、今日用事あるんだよね。」

yt「じゃあ帰ってくるのも遅くなる？」

ym「そんなに遅くはならないと思うけど」

yt「わかった。」


山田が『用事』と言った。
別に俺とご飯食べに行くって言えばよかった話なのに。
そう思ったけど別に深くは考えなかった。



###


仕事が終わって山田ときた飲み屋は個室でゆったりできるところだった。


ar「山田とご飯なんて久々だな！」

ym「、うん。」


明らかに曇った山田の顔。
なんか悪いこと言っちゃったかな、、


明らかに雰囲気が悪くなった。
だが、この沈黙を破ったのは山田の方だった。

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