絶対エースは俺の嫁

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ym said

久しぶりの大ちゃんの家に懐かしさを覚えた。
最近大ちゃんは伊野尾ちゃんとか雄也と仲が良くて、俺のはいる隙間なんてなくて…。

だから思い切って飲みに行かないかと誘ったら俺の家で飲もうって言われたからとてつもなく嬉しかった。

そこからの仕事はもうほんとに早く感じられて、知念になんかあったの？って聞かれたから、大ちゃんの家で飲むと言えば、じゃあ告白でもしてみれば？っていうもんだからたまったもんじゃないよと冗談まじりに返した。

でも、俺だって考えてるんだよ。
ずっと大ちゃんの事が好きだったから。
ずっと大ちゃんと一緒にいたいと思ってるから。


仕事が終わって大ちゃんと一緒に家に行った。


ar「そのへん座ってて〜」


そう言われソファーの上を選んだ俺は前来た時と全然変わってないなと思いながら大ちゃんが来るのを待った。


ar「はい、お待たせ」

ym「さんきゅー」


2人缶ビールで乾杯をした。



大ちゃんと楽しく飲んでたはずなのに
･･･俺は記憶を失った


ym「…んっ？…なに、、これ、」


目を覚ませば俺は大ちゃん家の寝室にいて薄暗く部屋には俺一人しかいなかった。

この状況がどういうことだか全然理解できなかったけど、ただただ怖くて動くことさえできなかった。

だって、手は後ろで結ばれてて首には首輪が付いていて……


─ｶﾞﾁｬｯ


ar「あ、起きたー？まさかこんなに目を覚ますのが遅かったとはな。びっくりだわ」

ym「大ちゃん、これ、なに？」

ar「ん？山田を縛り付けておく道具。どこにも行かないようにってね」


そういい不敵に笑った大ちゃんに不覚にもドキッとした。

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