絶対エースは俺の嫁

eight ページ43

ar said

マネージャーさんに乗っけてきてもらった場所について楽屋の前に立つ。

絶対もうみんないるよな…

涼介、俺の顔なんか見たくないよな…


ーーｶﾞﾁｬ


楽屋に入ると


hk「おー！大ちゃんおはよ」


と、光君から言われたからおはようと返して辺りを見回すと、涼介と目が合った。

だけどすぐに逸らされて泣きそうな顔で楽屋を出てってしまった。


cn「涼介！」


知念が涼介のことを呼んだが返事が返ってくることも無く楽屋を飛び出して行ってしまった。


tk「山田なんかあったの？有岡くんと一緒に来てないところから変だと思ってたけど」

yb「大ちゃん何があったの？」


みんなからの目線を感じ、俺は全部包み隠さず話した。


in「何やってんだお前ばかじゃねーのか」


そう冷たく言い放った伊野尾ちゃん。

わかってる、俺が全部悪いことは。

でも…


hk「1度浮気した人間がもう誰かを愛す資格なんかないと思うけど俺は」

cn「そりゃそうだけど、大貴僕に話してくれたこと思い出して」


知念に話したこと、、

山田が好き…

山田しか愛せない…


ar「…、山田が好き、、、」


絶対皆から批判されるに決まってる。

俺は最低な奴なんだって…


yt「大ちゃん、その気持ちが大ちゃんの胸の中にあったことが大事だよ」

hk「気づいたんだろ？山田の大切さ」

ar「、ｯすごく…気づいた、ｯ…」

yb「山田がどう思ってるか俺らなもわかんないけどさ、もう1回ちゃんと話してこいよ。」

in「山田今頃絶対1人で泣いてるよ」

cn「大貴が行かなくて誰が行くの」

tk「山田だけを愛してやれよ」


皆からの言葉に力強く頷いて山田元へ走った。


俺、、、山田しかもう愛さないから

nine→←seven

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す