絶対エースは俺の嫁

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翌日はJUMP全員集まってライブのリハーサル。
明日の本番に備えてみんな気合が入っている。

今は楽屋で待機中なんだけどほら、また始まったいのあり劇場。


伊野尾ちゃんが大ちゃんの耳元で何か囁いていて大ちゃんは顔を真っ赤にしながら伊野尾ちゃんの頭を軽く叩いた。

俺は知念と一緒にいるんだけど…


cn「気にしすぎなんじゃない？」

ym「何ヶ月も前からの事だし、やっぱり俺には飽きたのかな。伊野尾ちゃんの方がお似合いだよ。」


なんだか自分で言っときながら泣きそうになっちゃって、必死で堪えた。

不安でいっぱいの中時間だけがただ一刻と過ぎて行き、リハーサルは終わった。
明日は本番だ。今日は早く家に帰ろう。

そう思い、準備を進める。
あんなにリハしたのにみんな元気だなと思いながら周りを見渡すと一際うるさい大ちゃんの存在がなかった。

まだ打ち合わせでもしてんのかな。
と、思って『また明日〜』と言おうと思ったら


ス「山田さん、もう一度聞きたいことがあるんでステージ来てもらえること出来ますか？」

ym「了解です。」


楽屋に残ってたメンバーに『いってらー』なんて言われながらステージに向かった。


会場へ行けば明日の準備をせっせと進めるスタッフさん達がいて、お疲れ様ですと思いながら呼ばれていたメインステージへ行くと、その瞬間会場のあかりが一気に消えて真っ暗の状態に。

そして次の瞬間俺にスポットライトが当てられた。


ym「……え？」

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