絶対エースは俺の嫁

five ページ17

・

yt「やま、泣かないの。大丈夫だから。大ちゃんに限って裏切るなんてあるわけないでしょ」

ym「、でも、、ｸﾞｽｯ、やっぱり大ちゃんは、、ｸﾞｽｯ、女の人の、、、ほうが、、ｸﾞｽｯ、、、好きなんだ、、よ、ｸﾞｽｯ、、」


もう止められなくなった涙が俺の頬を伝っていく。
俺はなんて弱い人間なんだろう、早く大ちゃんのことを忘れなきゃって思ってたって顔を見れば好きが溢れて思い出すと胸が痛くて、、。

しばらくして落ち着いた時に


hk「なぁ、山田〜大ちゃんのこと諦めようって思ってるの？」

ym「うん、大ちゃんが幸せなら俺はそれで」

hk「じゃあ山田の幸せはどうなるの？」

ym「俺の、、幸せ？」


俺の幸せ。
それは、、、


ym「大ちゃんと一緒にいること」

hk「山田がそう思うならまず大ちゃんを信じなさい」

yb「涼介そうだぞ、あの熱愛だって嘘かもしれないでしょ、だから簡単にわかれるなんて言うな。
大ちゃんとしっかり話してから決断しなきゃ」

ym「あんなに大ちゃんにひどい事言ったのに俺の話なんて聞いてくれるかな、、」


昨日理由も聞かずに別れようなんて言ってしまったし、さっきだって大ちゃんの前で泣いてしまった。
大ちゃんを信じることが出来なかった。
３年間も一緒にいたのに、、。


yt「大丈夫だよ、ちゃんと大ちゃんは聞いてくれるよ」

ym「うん、」


そう話し終わったと同時に大ちゃんは知念と一緒に楽屋に戻ってきて、その大ちゃんの目は赤かった。

大ちゃん泣いたのかな、


yb「じゃあ俺らは外すから」


そう言ってみんな出ていった。
昨日俺が別れようと告げてから初めて2人になった。

あの熱愛が本当だって言われるかもしれないし、だから別れようって言われるかもしれない。
でもしっかり大ちゃんと話をしたいって思う自分がいるから。


ym「ねぇ、大ちゃん」

six→←four

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す