絶対エースは俺の嫁

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ym said

すごくショックだった。
昨日朝テレビをつければ大ちゃんの熱愛報道がニュースでやっていた。
その前の日だって俺らはあんなことやこんなこともしたのに、朝起きてこんなの見たらもう無理だってそう思った。

大ちゃんは朝から仕事だったから俺しかいなくて、あんなニュース見てられないのに気になっちゃって結局見ちゃって、内容がわかった後俺は大ちゃんと一緒に住んでいたマンションを出ていった。


ym「大ちゃん……」


なんだよ、2年前から同棲って。
なんだよ、お家デートって。
じゃあ今もその彼女のところにいるの？
俺ら付き合ってもう3年だよ？
大ちゃんは2年間も浮気してたの？
やっぱり女の子の方が好きなの？

マンションをあとにしたところで行く宛なんてないくせにただがむしゃらに泣きながら歩き続けた。


泊まるところが見つかって今日はホテルに泊まることにした。
コンビニで何か食べるものを買いに行こうと思って外に出たら今1番会いたくない人に会ってしまって、、。


ar「涼介……」

ym「……」


しばらく俺らの間に沈黙が続いた。


ar「涼介ごめん、あの報道、、、でもあれは嘘だかr(ym「もういいよ」っ……」

ym「大ちゃんは女の子の方が結局好きなんでしょ？俺ら付き合って3年だよ？2年間も浮気しててよくバレなかったね。どんだけ俺鈍感なんだろうね、、」


目に涙が滲んでくるのが自分でもわかった。
でももう止められなかった。


ym「今日もその彼女のところに行ってたの？俺の事なんて好きじゃないから。」

ar「ちが…そんなこと…」

ym「大ちゃん別れよう、幸せになってね」


そう言って俺は大ちゃんから逃げるようにコンビニに走り込んだ。

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