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最後の目的地は、また海。

でも昨日とは違って、もう夕暮れ時になるから

景色でも楽しみますか、という話。



ar「実はですね、スタッフさんから

言われてることがあってですね、

旅の最後に、これから2人でどうしていきたいか

話して欲しいって言われてるんですよ」


ym「どうしていきたいかあ、、、」



太陽が少しずつ水面に近づいてきていて、

オレンジ色に染まった涼介の横顔を眺める。



ym「これからの未来どうなっていくかわかんないけど

今と変わりなく、大ちゃんと一緒に過ごして

Hey!Say!JUMPを続けていけたらいいなあって思う。


できるところまで、8人でやりたいって思うし、

できることなら、人生終わるまで

大ちゃんと一緒にいたいなって思う」



オレンジ色に少しピンクが混じった頬。

俺達を映すカメラが設置されていることに躊躇もせず

そっとその頬に1つ口付けを落とした。



ym「ちょっ、、」


ar「ふふっ、俺も山田と同じこと思う。

JUMPはさ仲が良すぎて

正直メンバーに嫉妬することもあるけど

それでも嫌だと思ったことは無いし

離れたいなんて思わないから。

JUMPがいて、山田がいて、

それさえあれば俺は生きていける。」



こっちを向いた涼介に満面の笑みを見せれば、

『そうだね〜』って可愛い顔して言ってくれた。



ar「もうこの旅も終わっちゃうけどどうでした?」


ym「ほんとに楽しかったし、

大ちゃんとこうやって2人で旅行に行くのなんて

何年ぶり?って感じだったし、

時間を取ってもらってほんとに感謝してます」


ar「そうだね、俺達愛されてんな」


ym「これからも愛してやってください俺ら2人を」



カメラを切り、2人で最後に写真でも撮ろうとなり

男2人で自撮りなんかしちゃって。


夕日が沈んでいくのを2人で見守りながら手を繋いだ。



ar「この2日間はさ、涼介をずっと

独り占めできて幸せだった」


ym「なにそれ、(笑)」


ar「だってJUMPがいると涼介取られるから、

みんなして山田山田〜って、お前は姫か」


ym「姫じゃないし、」


ar「涼介はみんなの姫じゃなくて、俺だけのお姫様だから」


ym「きしょくわるぅ、」


ar「おい!そこは嬉しそうにありがとうって言えよ!」


ym「ふふっ、ありがとー、そろそろ帰ろっか」



もう日の沈んだ砂浜を手を繋いで歩きながら、

『また来たいね』と言い合った。

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作者名:いちご入りオムライス | 作成日時:2024年3月17日 2時

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