大好きな人のずっと隣で3《 ar×ym 》 (ページ26)

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#0613 ページ26

ar side

tk「まあ俺も彼女のキスしてるところとか

見たくないなあ」

俺は今髙木とラジオの収録中。

その合間に涼介のドラマの話になった。

ar「正直まじで辛すぎる、もう見たくないって思ってる」

tk「しかも結構キスシーンあるし、

イチャイチャシーンもあるしね」

ar「今日と来週、あと2週か、、

なんか涼介のドラマが終わる寂しさと

嫉妬心から開放される嬉しさと、、、」

tk「なんかでも今までよりもずっと嫉妬してない？

今までそんなにしてる感じなかったけど」

ar「んーなんだろ、

そりゃ今までも涼介のそういうシーン見てたら

嫉妬してたけど、

あのドラマはさ、あまりにもお似合いすぎて、、」

tk「ちょっと焦ってんだ？」

ar「、、うっせ、」

髙木の言う通り、ほんとの事言うと焦りもある。

役柄だと思いながらもああやって綺麗な女性を前に

男の顔する涼介を見て、

俺の知らない涼介だって寂しくなったりもしてる。

ar「まじかっこ悪すぎて涼介にこんなこと言えねえ、、」

tk「ふはっ、なかなか気にしてんね有岡君」

ar「髙木に初めて言ったよ、誰にも言ってないから」

ずっと内に秘めてたモヤモヤを初めて人に打ち明けたけど、

『気にする必要ない』なんて言われたけど

やっぱり気にしてしまうもので、、