#0511 ページ20
ar side
5月9日は涼介の30歳の誕生日!
だがしかし我が嫁は夜遅くまで仕事で
当日は誕生日プレゼントを渡して終わってしまった。
その代わりにオフが被った今日
涼介と誕生日デートをしようということになった。
ym「ねえ大貴まだ〜?早くしてよ〜」
ar「ごめんごめん、じゃ行こっか」
ym「俺今日はこれ使うんだ!」
と、涼介が満面の笑みで見せてきたのは、
俺が去年の誕生日に涼介にあげた
『お出かけ券』。
なんて可愛いやつ、、、
絶対今俺デレッデレの顔してるんだろうなあ、、
ym「大貴鼻の下伸びすぎ!きも!」
ほら案の定。
久しぶりに外でデートするからと
とびきりのおしゃれをしてみた俺ら2人。
−
服が欲しいと涼介が言うので服屋を巡ることに。
ym「うわあこれめちゃくちゃ良くない?」
ar「いいじゃん似合いそう!」
ym「ええこっちもいいな、迷うな〜どうしよう」
目を輝かせながら真剣に服を選ぶ涼介。
正直どっちも似合うと思うし、
なんならどっちも買ってやるよ、って話だけど
あまりにも真剣に選ぶ姿が可愛くて見惚れていた。
ym「ねえ〜大貴聞いてる〜?」
ar「ああごめんごめん、俺は右の方が好きだけどな」
『右ね〜』とか言いながら、
ym「なんか右は大貴っぽいな、
だから左にしよーっと」
ar「どういう意味だよ!(笑)」
俺っぽいのは買わないのかよ!と思ったが
本人嬉しそうに買い物してるので
これ以上口を突っ込むのはやめておこう。
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作者名:いちご入りオムライス | 作成日時:2024年3月17日 2時