大好きな人のずっと隣で3《 ar×ym 》 (ページ16)

今日:12 hit、昨日:52 hit、合計:11,689 hit

・ページ16

cn side

泣き疲れた涼介が寝たのは夜中の1時。

涼介の携帯はずっと鳴りっぱなしで、

こんなに心配してくれてるのに

何を不安に思ってるんだか、

と、半ば呆れながらも

本人は言われたことのショックが相当大きかったらしい。

大貴に電話しなきゃ、、

cn「もしもし」

ar「知念！もしもし！？

涼介から連絡が無くてさ！

どこにいるかわかったりする！！？

俺、なんかしちゃったのかな、、、」

これでもかと言うほど焦っている大貴の声。

cn「涼介僕の家にいるんだけど、迎えきて欲しいの」

ar「知念の家か、、良かった無事なら、、、

てかなんで知念の家にいるんだよ！？」

cn「とりあえず落ち着いて聞いて、、、

涼介今日バラエティの収録の時に

女性のタレントの人に酷い事言われたみたいでさ、、

これから一生男と人生歩んでいこうとしてるとか

馬鹿馬鹿しいとか、

大貴は優しいから涼介のこと捨てられないんだとか、

大貴のこれからの人生邪魔しないでとか、、、

結構言われたみたいで、、、

そのタレントさん大貴が前に共演してた人でさ、

涼介の話によれば大貴に好意を抱いているとかなんとか、、

だからただの嫉妬だと思うけど

それ言われて涼介だいぶメンタルやられちゃってて、」

ar「今涼介は？何してんの？」

cn「泣き疲れて寝ちゃったよ」

ar「そっか、、、、

今から迎え行っても多分俺の顔見たら

また泣き出しちゃいそうだから、

今日は知念の家泊めてあげて

明日の仕事の時、ちゃんと話すから」

cn「ん、わかった、おやすみ」

心做しか大貴の声色が暗い気がした。

明日みんなでの仕事だし僕も寝なきゃ、

顔に泣き跡を作りながら寝ている

涼介の隣に入り眠りについた。