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ym side
次の日ライブが終わり、
家に帰り疲れたからもう寝ようという話になり
早々に布団に入った。
ar「ツアー終わっちゃったの寂しいな」
ym「ほんとに寂しい、次はいつできるかな〜」
アリーナもドームもやらせていただき、
9月からここまで来たけど
それでもやっぱりライブって楽しくて
どれだけやっても寂しさが生まれてくる。
ar「ねえ昨日の夜みんなでやった
このライブの振り返りやってもいい?」
ym「いいよ」
ar「スパデリ、前はキスしようとされてたし、
今日はおでこ寄せ合って
映画のワンシーンみたいに微笑みあっちゃって。
旦那、ここにいるんだけど」
ちょっと拗ねたような言い方に
不覚にもかわいいななんて思ったけど
そんなこと言ったら怒られそうだからやめといた。
ym「ごめん、、
でもあれはお客さん楽しませるための演出だし、、、。」
ar「まあそう言われると
返す言葉が無くなるというか、、」
ym「前にもスパデリのことで
俺に言ってきたことあったよね」
ar「そうだっけ?
でも、何回見ても嫉妬する。
裕翔と涼介があまりにもお似合いすぎて」
ym「そんなこと、、」
ar「顔だって美男美女だし、身長差もあって、
ほんとのカップル見てる気分になる
敵わねえなあって思いながら見てるよ俺」
少し不安げな顔をした大貴。
大貴のこんな表情、久しぶり、、というか、初めてで、、、
そんな風に思ってたなんて知らなかった。
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作者名:いちご入りオムライス | 作成日時:2024年3月17日 2時