STORM* Marble Loves 6 (ページ16)

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Marble*6.16(智side) ページ16

智「花岡さん、」

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Aと翔ちゃんが居なくなった楽屋。

部屋の隅に立ってた、

俺のﾏﾈｰｼﾞｬｰの名前を呼ぶ。

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つかつか、とそこまで歩いて。

口許をあげて、目の前の男を睨みつけた。

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智「…知ってんだろ。裏で事務所が動いてる。」

花岡「……」

智「…自分が受け持つタレントより、自分の首の方が大事なんだ？」

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ふっ、と笑みがこぼれる。

所詮、人間そんなもの。

自分の事しか考えない生き物だ。

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和「…どっちみち首切られますしね。嘘ついて首切られるより、
真実を言って首切られた方が、人間としてよっぽどマシでしょ？」

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後ろで黙って見ていたﾆﾉが。

俺に応戦してくれる。

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潤「俺らは。そんな薄汚い事務所にお世話になった覚えはない。
あそこは…俺らの事を一番に考えてくれる事務所じゃないのかよ？」

雅「Aが苦しんでる。それは…翔ちゃんのせいかな？」

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相葉ちゃんの無邪気な笑顔が。

ふっ、と消えてなくなった。

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智「…吐け。Aに何した。」

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自分でも聞いたことないくらい、低い声が出た。