呪術師だって恋したい！【呪術廻戦】

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あのとき五条先生に言われた。



「ふたりともさぁ、
自分の弱点ってなんだかしってる？」


『私たちの弱点、、、？』

「うんうん」


「近接戦闘ですか？」


「恵！ご名答！

式神使いってけっこう応用が効くし中距離も遠距離も強いんだけど最大の弱点は
術師本人を叩かれると弱いってところなんだよねぇ






強くなりたい？？」




私には揺らがない信念がある

それは強くなる事。


あの時


お父さんとお母さんが私を守って死んだ
その後お世話をしてくれた祖母も私のために死んでしまった


家族を殺したのは自分のせいだと、
何度も何度も自分を責めた



お前がコロしたんだ、お前がコロしたんだと誰かに罵られる声が毎晩聞こえ

ずっとうずくまって耳を塞いでいた



これからどう生きていけばいいのか
そもそも自分に生きる価値なんてあるのか一生懸命考えた




五条先生がわたしには呪術師の才能があると言っていた


だから
この力で誰かを守ればいいと思った



今までずっと守られてきた自分を変えるんだって
自分が守れなかった家族の分も背負って
これからいっぱい人を助ければいいんだって


あの時からずっと。



『強くなりたい！！』


この心だけはずっと揺らがずここにある

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